印刷で使用される特殊紙とは?その特徴と用途を紹介します!

皆さんは特殊紙のことをご存知でしょうか?
「名前は聞いたことあるけど、あまり詳しくない」
このような方がいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、印刷の際に使用する特殊紙について解説します。

□特殊紙について

特殊な加工が施された用紙のことを特殊紙と言います。
特殊紙には様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
例えば、印刷に適した用紙や筆記に適した用紙などの特徴が挙げられます。

□コート紙

*特徴

中質紙や上質紙に特殊な素材を使用してコーティングがされた特殊紙をコート紙と言います。
美しい光沢がみられるのが最大の特徴です。

*用途

一般的に、コート紙は様々な用途で使用されています。
例えば、写真やイラストなどの独特のデザインが描かれているようなポストカードやCDのジャケットとしても使用されることが多いです。

□上質紙

*特徴

化学パルプによって作られた用紙を上質紙と言います。
上質紙はコート紙のような光沢はありません。
一般に流通しているコピー用紙に似ており、きれいな白色をしています。

*用途

上質紙は手帳や書籍などに使用されており、他にも非常に多くの用途で使用されています。
また、コピー用紙よりも書きやすいため、ノートやルーズリーフなどでも使用されることがあります。

□ケント紙

*特徴

表面が滑らかで、弾力性のある真っ白な用紙をケント紙と言います。

*用途

ケント紙は製図用やデザイン用に使用されています。
画用紙とは異なり、消しゴムを使ってもザラザラとした感触になりにくいという特徴があります。

□ヴァンヌーボ

*特徴

ヴァンヌーボは印刷に非常に適した用紙です。
さらに、紙としての質感や風合いも損なわないという特徴も兼ね備えています。
また、ヴァンヌーボにはいくつかの銘柄があり、それぞれに特色があります。

*用途

ヴァンヌーボが持つ高級感や肌触りから、名刺に使用されることがあります。
また、祝い事の記念などで作られるペーパークラフトなどにも適しています。

□両更クラフト紙

*特徴

両面にザラザラした感触がある用紙を両更クラフト紙と言います。
他の特殊紙と比べると、比較的強度が高いという特徴があります。

*用途

封筒や米袋など、何か物を運ぶための袋として使用されることが多いです。

□まとめ

今回は、印刷に使用される特殊紙についてご紹介しました。
印刷を業者に依頼する場合、用紙を指定することがあるでしょう。
その際に、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

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