最近は、多くの飲食店で紙ストローが導入されています。
紙ストローを使用することには、環境保全に関してどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、紙ストローが導入された理由とメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□紙ストローが導入された理由とは?
紙ストローが導入された理由は、マイクロプラスチックによる環境汚染が問題になったからです。
その経緯を詳しくお伝えします。
プラスチック製品のポイ捨てや不法投棄は、年々深刻さを増しています。
毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流れ込んでいます。
この海に流れ込んだプラスチックは、紫外線などによって分解され、マイクロプラスチックになります。
マイクロプラスチックには有害物質が付着し、それを魚や鳥が誤って食べてしまうと生態系を壊すことにつながります。
生体濃縮とは、化学物質が食物連鎖を経て生物の体内に濃縮されることを言います。
生体濃縮によって濃縮された有害物質は、人間の体内に入ると健康被害を及ぼす危険性があります。
このようにプラスチックごみは、海の生態系に影響することに加え、我々人間の健康を脅かす可能性があります。
そのため、問題視されているのです。
□紙ストローのメリット・デメリットをご紹介!
先ほどはプラスチックごみの問題を解決する1つの策として、ストローをプラスチックから紙に変えることが導入され始めました。
まずはこの紙ストローのメリットを紹介します。
最大のメリットは、環境にやさしいことです。
紙ストローは、リサイクルも焼却処分も可能です。
プラスチックごみとして廃棄するよりも環境にやさしいといわれています。
また、導入する企業の立場では、紙ストローにすることで顧客からのイメージアップにもつながるという利点があります。
環境に配慮していることを分かりやすく、手軽に顧客に提示できます。
一方、デメリットは次の点です。
まず、単価が高いためコストがかかることがデメリットの1つとして挙げられます。
また、長時間するとストローがふやけるなど、使用感があまりよくないこともデメリットの1つです。
しかし、これから開発や研究が進むと、より使用感の良くコストがかからない紙ストローができる可能性があります。
今後に期待したいですね。
□まとめ
今回は、紙ストローが導入された理由と、メリット・デメリットについてお伝えしました。
小さなことから、環境保全活動に参加していきましょう。
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