SDGsへの貢献に向けた取り組みは、企業のブランド価値向上にも直結しています。
この記事では、SDGsロゴデザインの基礎知識、及びロゴを使う際のルールについて、解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
□SDGsロゴデザインの基礎知識
SDGsを象徴するロゴには「カラーホイール」「17のゴールアイコン」「ロゴ」の3種類があり、それぞれに特徴が存在します。
1:カラーホイール
カラーホイールは、SDGsの17の目標をカラフルな円形で表現したロゴです。
名刺やピンバッジなどの小物に使用することで、日常的なアイテムを通じてSDGsへのコミットメントを示せます。
2:17のゴールアイコン
各ゴールを色やイラストで表したアイコンは、それぞれの目標に対する企業の取り組みを具体的にアピールするのに適しています。
これらのアイコンを使用することで、企業のSDGsに対する貢献が一目で理解されやすくなります。
3:ロゴ
SDGsロゴは、「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」の文字を含むデザインです。
ただし、国連のエンブレムが刻まれたロゴを企業や団体は使えません。
□企業ロゴとSDGsロゴを組み合わせる際のルール
企業のロゴとSDGsロゴを組み合わせることで、ブランドとSDGsの強い結びつきを表現できます。
ただし、この組み合わせにはいくつかのルールがあり、正しい方法でロゴを使用することが重要です。
1:情報目的での使用
企業のロゴとSDGsロゴを組み合わせる際には、ロゴ間に0.5ptの黒線で区切り、「持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています」という文言を添えることが求められます。
これにより、企業のSDGsへの支援が明確に伝わります。
2:資金調達目的での使用
資金調達を目的とする場合は、企業ロゴをSDGsロゴよりも大きく表示し、企業が主体であることを視覚的に強調することが推奨されます。
3:商業目的での使用
商業目的でロゴを使用する場合は、企業ロゴとSDGsロゴの大きさを均等にし、両者のバランスを保つことが重要です。
また、ロゴやアイコンの独自加工は禁止されており、提供されたフォーマットに従って使用する必要があります。
□まとめ
SDGsロゴデザインを活用することは、企業のブランド戦略において重要な役割を果たします。
基礎知識から始まり、ロゴの組み合わせ方まで、正しいルールに従いながら取り組むことで、企業のSDGsへの貢献とブランド価値の向上を効果的に伝えられます。