sdgsマークの使用で注意すべき点を解説!

SDGs、すなわち持続可能な開発目標は、世界が直面する課題に取り組むための共通の枠組みです。
SDGsのロゴやマークを使用したい場合、いくつかのルールがあることをご存じでしょうか。
ここでは、sdgsマークの使用で注意すべき点を解説していきます。

□SDGsマーク使用時の許可は必要?

SDGsのロゴを使用する際、その目的やコンテキストによっては、事前に許可を取る必要があります。

1:資金調達目的

資金調達を目的としてSDGsのロゴを使用する場合、事前に国連からの許可が必要となります。
例えば、SDGs促進のための団体を立ち上げ、資金を集めるケースが該当します。

2:商業用途

商品の販売やマーケティング活動など、商業目的でSDGsのロゴを使用する際も、同様に許可が必要です。
例えば、社内のSDGs意識を高めるためにグッズを作ったり、社外に配布、もしくは販売したりする場合は商業用途にあたります。

□許可が不要なケースは?

一方で、全てのケースでSDGsのロゴ使用に許可が必要なわけではありません。
非商業的な目的で、かつ資金調達を意図しない情報提供のために使用する場合は、許可を得る必要がありません。

1:教育・啓蒙活動

例えば、社内での勉強会やセミナー、ワークショップでSDGsについて学ぶ際に、ロゴを資料に使用することは許可されています。

2:非営利の情報提供

また、自社の取り組みを紹介する資料やウェブサイト、ポスターなどにSDGsのロゴを掲載することも、非営利目的であれば許可不要とされています。
これにより、企業や団体がどのようにSDGsに貢献しているかを、広く一般に伝えることが可能となります。

3:国連本部への申請方法

商業目的や資金調達目的でSDGsロゴを使用したい場合は、国連本部に直接申請する必要があります。
申請はメールで行い、使用目的やロゴの使用方法、商品とSDGsの整合性などを明確に説明する必要があります。

この過程では、英語でのコミュニケーションが必須となるため、注意が必要です。
また、メールにはSDGsマークが入った状態のサンプルの画像を添付します。

 

 

□まとめ

SDGsへの貢献を目指す企業や団体にとって、SDGsのロゴを使用することは、その取り組みを強調し、社会的な認知を高めるための強力なツールです。

しかし、このロゴを使用するには、国連のガイドラインに従い、必要な場合は許可を取得することが重要です。
許可が必要な場合とそうでない場合を正しく理解し、適切な使用を心がけましょう。

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