SDGsアイコンとロゴの色と意味を徹底解説

SDGsのロゴやアイコンは、もはや私たちの日常でも頻繁に見かけるようになりました。
企業の広告や商品パッケージ、イベントポスターなど、様々な場面で使用されています。
しかし、SDGsのロゴやアイコンを正しく理解し、効果的に活用できている人はどれくらいいるでしょうか。

そこで本記事では、SDGsのロゴに秘められた意味と使用時に注意すべきポイントをご紹介します。

□SDGsのロゴとその秘められた意味

SDGsのロゴは、一見シンプルでカラフルなデザインに見えますが、そこに込められた意味は深いものです。
実は、SDGsのロゴには、国連主体向けと非国連主体向けの2種類が存在します。

1: 国連主体向けロゴ
国連のエンブレムが描かれたバージョンです。
国連の部局、基金、計画などが使用できます。

2: 非国連主体向けロゴ
国連のエンブレムがないバージョンです。
国連システムのその他の補助機関や組織、そして国連システム以外の主体が使用できます。
企業がSDGsのロゴを使用する場合は、基本的に非国連主体向けのバージョンを使用することになります。

*SDGsのロゴの意味

SDGsのロゴは、17色のカラーで構成されており、それぞれが17の目標を表しています。
円形のデザインは、スウェーデン出身のクリエイティブディレクター、ヤーコブ・トロールベックさんがデザインしました。
彼は、すべての目標が一つになり、統合されている印象を与えられるように、太陽のような形状にしたかったそうです。
ヤーコブ・トロールベックさんは、SDGsの取り組みを、とにかくシンプルな言葉やデザインにすることで行動に移して欲しいという願いを込めて、ロゴをデザインしました。

□SDGsアイコンの使用時に注意すべきポイント

SDGsのロゴやアイコンは、国連広報センターのホームページからダウンロードできます。

しかし、使用する際には、「資金調達」「商業目的」「情報提供」の3つの目的別に、許可の有無や使用する際の注意点が変わってくるので、必ず確認しておきましょう。

1: 資金調達を目的
SDGsを支援する活動の費用を賄うための資金調達を意図する使用を指します。
国連への許可が必要になり、承認されるとライセンス契約を結べます。

2: 商業を目的
SDGsをさらに広めるための営利主体による、または、商業的もしくは販促用商品および/もしくは製品における使用を指します。
申請と許可が必要です。

3: 情報提供を目的
SDGsの情報を広く伝えるための使用を指します。
一般的に、国連の許可は必要ありません。

□まとめ

SDGsのロゴやアイコンは、持続可能な社会の実現に向けて、重要な役割を果たすものです。
しかし、適切な理解と使用方法を理解せずに使用すると、誤解を生んだり、SDGsの理念に反する可能性があります。
この記事では、SDGsのロゴやアイコンの種類、色やデザインの意味、そして使用時の注意点について解説しました。
この記事が、SDGsのロゴやアイコンを正しく理解し、効果的に活用するための参考になれば幸いです。

特殊対応サービス

  • 印刷屋さんドットコム
    公式SNSアカウント
  • instagram
  • Facebook
  • Twitter
  • youtube