エシカルな消費についてご存じの方はいらっしゃいますか。
エシカルな消費とは人や社会、地球環境に配慮した消費やサービスのことです。
近年では大量生産や大量消費によって、さまざまな環境問題などを引き起こしてきました。
今回は、エシカル消費について認証ラベルやマークとエシカルな商品の具体例についてご紹介します。
□エシカル消費の商品を選ぶ際の認証ラベルやマークとは?
ここではエシカルな商品を選ぶ際の認証ラベルやマークの一覧について解説します。
1つ目は、エコマークです。
これは普段目にする機会も多いはずです。
環境に対する負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品にのみつけられるラベルです。
2つ目は、国際フェアトレード認証です。
これは原料の生産から輸出や輸入、加工など商品化するまでのさまざまな工程で、持続可能な生産と公正な価格取引によって作られている商品であることを証明するラベルです。
3つ目は、有機JASマークです。
これは農薬や化学肥料などに頼らず、自然の力で生産された農作物や加工食品などに着けられるラベルです。
4つ目は、MSC、通称海のエコラベルです。
適切な管理の下で、持続可能性を考慮して取られた天然の水産物につけられるラベルです。
5つ目は、ふるさと認証食品です。
これは他のラベルと性質が少し違っていて、地元産の原材料を使用した加工食品や伝統技術を用いた食品に貼られるラベルです。
□エシカル消費の具体例とは?
ここではエシカル消費を実現するために何をすればいいのかについてご紹介します。
*天然の製品や食品を消費する
オーガニックな食品は有名ですが、衣類や化粧品などにもオーガニックのものがあります。
化学物質を用いず、天然の材料から作られるので、環境に影響を与えにくいです。
また化粧品も化学物質を使わないと、排水時に汚染されないので、環境にやさしいです。
*フェアトレード商品を消費する
発展途上国から安価な価格で材料を仕入れて、加工・販売を行うのが問題になっていました。
これらを解決するために、フェアトレードによって生産されているものを買うことで、世界の貧困格差を小さくしていけます。
*脱プラスチック、脱炭素を考える
地球温暖化の原因である温室効果ガスは二酸化炭素の発生が原因です。
それを解決するために、プラスチック製品などを使わないようにすることで、二酸化炭素の排出を抑えられます。
□まとめ
今回はエシカルな消費に基づいた認証ラベルやマークについてとエシカルな消費を実現するための具体例についてご紹介しました。
今回の記事を参考にエシカルな消費を身近なところから行っていきましょう。