企業用の宣伝からアニメキャラクターを催した、通称「痛車」まで。
車用マグネットシートは至る所で使われており、車用のマグネットシートを作ってみたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしどの印刷方法が適しているのか、よくわからないですよね。
今回は車用のマグネットシートの印刷の種類についてご紹介します。
〇車用マグネットシートの印刷の種類
車用マグネットシートの印刷には大きく分けて3種類存在します。
そこで今回はその二つの説明とメリット、デメリットについてご紹介します。
・塩ビシートとマグネットシートを貼り合わせる方法
最もポピュラーな方法が塩ビシートとマグネットシートを貼り合わせる方法です。
この方法は印刷用の台紙にお好みのデザインを印刷し、デザインのシートに塩ビシートを貼りつけ、貼ってできたデザインシートをマグネットシートとくっつけて作成します。
この作成方法のメリットは、塩ビシートの効果で紫外線や風雨といった自然環境からカラーインクが劣化するのを防いでくれる効果がある点です。
車用となると常に外にさらされていることになりますし、車庫がない場合ですと、1日中紫外線を浴びることになり、劣化スピードを早めてしまいます。
塩ビシートはそうした劣化から守ってくれます。
・マグネットに直接印刷する方法(UV印刷)
マグネットシートに直線印刷し、インクを瞬間硬化させて印刷する方法がUV印刷です。
UV印刷は印刷時にオゾンを発生させないため地球環境に優しい印刷方法です。
UV印刷のメリットは何といっても短納期で作成できる点です。
入稿していただいたデータをそのままマグネットシートに印刷して、規定のサイズに裁断するだけなので、数日で納品することが可能です。
直近のイベントごとなど、毎日使う予定ではないため、劣化なども気にならないといった場合におすすめです。
・塩ビUVカットラミ加工
塩ビUVカットラミ加工は、UV印刷の弱点である紫外線や風雨に弱いという点を補うことのできる加工方法です。
塩ビシートを上から貼り合わせることで、マグネットシートに直接印刷するUV印刷を自然環境から守ってくれます。
この方法を用いることで寿命を大幅に伸ばすことが出来ます。
◯最後に
車用のマグネットシートは普段使いから、企業の宣伝車に貼る場合、イベントの宣伝用に短期間だけ使用する場合など、様々な場面で使われます。
そうした場面に合わせて印刷方法を変えることで値段も抑えることができます。
ぜひ一度検討してみてくださいね。