トムソン型とは?さまざまな型抜き印刷の特徴を比較してみましょう

ちょっぴり特別なイベントに、普通のA4の紙チラシでなく型抜きのチラシを配ると、お客様の印象に残りやすいことと思います。
型抜き印刷を依頼しようと思っても、どんな型抜きを依頼しよう?
そう思われている方もたくさんいらっしゃいますよね。
今回は、型抜き印刷の王様「トムソン型」を取り上げ、実際にチラシやノベルティグッズに使える印刷型のあれこれを比較してご紹介します。

□トムソン型抜き加工でできること

トムソン型抜き加工とは、アメリカで開発された型抜きの方法です。
主に西日本で使われている印刷用語ですので、東日本では、ビク抜き加工と呼部方が馴染み深いかもしれません。
トムソン型抜き加工では、切りたい形に加工した鋼の刃物を真上から落とすことで、型抜きをしています。
紙のほか、ゴムやフィルムなども切り抜けます。

□金型(プレス型)抜き加工と何が違うの?

金型とトムソン型の違いは、型にあります。
どちらも型抜き前に型を作ることになりますが、トムソン型のメリットとしては、トムソン型の方が短期間・低コストで製作できることが挙げられます。
金型のメリットは、金属などの固い材質も切り抜ける点です。
両方に共通して言えることを挙げるとするならば、次のことが言えます。
なるべく大量生産をする方がコストを安く抑えられます。
印刷屋型抜きをする際はどんな印刷でも同じですが、型を一度作るのに工程と手間がかかります。
そのため、一度に大量に印刷したり、リピートで発注したりすると、型を作る工程が省けてコストを抑えられるのです。

□他にも色々な加工を組み合わせよう!

印刷屋さんにもよりますが、他にも

・折り加工
・筋入れ加工
・孔開け加工
・角丸加工
・ミシン目加工
・浮き出し加工

など、トムソン型抜き加工と組み合わせると素敵な作品が出来上がる加工が数多く存在します。
特におすすめなのが、折り加工、筋入れ加工です。
折り加工はその名の通り折り目をつけてくれる加工ですが、左右対称の型抜きをして真ん中で折るとかわいらしい形ができあがるデザインにもできます。
また、筋入れ加工を使うと、折り目を入れやすいくぼみをつけることができます。
配られた人が後で折り目を折って組み立てる楽しみを提供できますね。

□まとめ

トムソン型か金型はどちらか選ぶ必要がありますが、その他の加工は組み合わせることでよりクリエイティビティ溢れるものを作ることができます。
発注の際には、全てを一度に行ってくれる印刷屋さんに依頼することをおすすめします。

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