データ入稿時の注意点って?|クリアファイルを作成するなら

「初めてなので、データでを入稿する方法がまだいまいち分からない。」
「データ入稿時で注意しておくべき点があれば教えて欲しい。」
印刷を依頼しようと検討されている方の中には、このように感じている方も多いのではないでしょうか?
ネットから印刷を依頼する場合、数百枚、数千枚と印刷を依頼される方が多くなっています。
大量の印刷となりますので、もしデータに不備があればその分、費用が無駄になってしまいます。
できることならミスなく印刷を終えたいところですよね。
そこで今回は、データ入稿でミスをしないためにも、データ入稿時の注意点をご紹介します。

□データ入稿時の注意点

データ入稿時の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?
主な3つの注意点を順にご紹介していきます。

*カラーモードについて

一般的に利用されている色を表す方法には、RBGとCMYKという2種類の方法があります。
RBGは主にパソコン等の画面に、CMYKは主にカラー印刷で利用されています。
この2つは元となる色が異なり、CMYKで表現される色の範囲は、RBGで表現される色の範囲より狭くなっています。

ですので、もしデータ作成時にRGBで作成している場合、印刷時にCMYKに変更する必要があります。
その際に、色が微妙に変化してしまうという不具合が発生してしまいます。
そういった不具合を避けるためにも、データ作成時にカラーモードがCMYKになっているか確認しましょう。

*画像の解像度について

イラストや画像を印刷したいという場合は、解像度が非常に重要になります。
解像度とは、デジタル画像がどのくらいキメが細かいのかを表す数値です。
この解像度の数値が高ければ高いほど、キメが細かいという意味になります。
画面上では綺麗に見えても、印刷時には解像度が5分の1ほどになってしまうため、荒く印刷されてしまう可能性があります。

ですので、データ作成時にはできるだけ、解像度の高いデータで作成しましょう。
街頭にあるような一般的な張り紙の多くは350dpi程度で作成されています。
印刷を依頼する際にも、350dpiを基準にしてデータ作成・入稿を行うようにしましょう。

*フォントについて

イラストレーターやフォトショップなどのグラフィックソフトでは、フォントを図形に変形できるアウトライン化と呼ばれる機能が備わっています。
フォントはパソコン内にあるフォントに依存していますので、データが他のパソコンに移動した際に、うまく表示されないという可能性があります。
そういったことにならないためにも、フォントをアウトライン化しておきましょう。

□最後に

今回は、データ入稿でミスをしないためにも、データ入稿時の注意点をご紹介しました。
データ入稿時にぜひ参考にしてみてください。

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