印刷をする方必見!特殊紙に関して知っておきたいポイントとは?

「印刷を依頼しようと考えている」
「どの用紙を選択すればよいか分からない」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
印刷の際に使用される、ある用途に特化した用紙のことを特殊紙と言います。
今回は、その特殊紙を選択する際に考えておきたいポイントについて解説します。

□用紙の厚さ

チラシなどに使用される紙は薄く、画集などの書籍に使用される紙は比較的厚いですよね。
このように、同じ紙の種類でも、その厚さによって用途が異なることがあるのです。

*厚さの単位

紙の厚さを分類するためには、k(キロ)という単位を使用します。
これは、「用紙1000枚で何kgほどの重さになるか」を表す単位です。
例えば、上質紙を1000枚積んで重さを測ってみたとします。
その重さが70kgであった場合は、その上質紙には70kの厚さがあるのです。
70kはおよそ、新聞の折り込みチラシ程度の厚さと考えると良いでしょう。

□特殊紙を使用するメリット

特殊紙にはたくさんの種類があります。
それらの特殊紙にはそれぞれに特筆すべき特徴や用途があるのです。
特殊紙を使用するメリットは、こういった特徴を活かすことによって印刷物に合った用紙を使用することができるという点が挙げられます。
例えば、書籍に使用する場合は肌触りの良い特殊紙を、パンフレットに使用する場合はかさばらないような薄さと光沢のある特殊紙を選ぶと良いでしょう。

□特殊紙を使用するデメリット

特殊紙はそれぞれに特色を持たせるために、様々な加工がされています。
例えば、光沢をつけるためにコーティングを施す、などといったことが挙げられます。
このような特殊加工をしているため、通常の用紙よりも費用が高くなってしまいます。
目的がはっきりしているようでしたら、その用途に合った良質な特殊紙を使用すると良いでしょう。
しかし、あまりこだわらなくても良い場合は、通常の用紙や比較的価格の低い用紙を使用することをおすすめします。

□特殊紙を使用する際の注意点

先述しましたが、特殊紙にはさまざまな種類があり、それぞれに特色があります。
特殊紙を使用する場合は、それらの特色について知っておくと良いでしょう。
そうすることで、
「印刷してもらったけど、光沢は要らなかった」
「厚さが思っていたものとは違った」
といった失敗を未然に防ぐことができます。

□まとめ

今回は、特殊紙を使用する際に知っておきたいポイントについてご紹介しました。
特殊紙を選択する場合は、その特殊紙の特徴や厚さを考えておきましょう。
印刷の用紙を選択する際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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