【印刷紙の種類まとめ】特殊紙とはなにかご紹介いたします

紙には色々な種類があることをご存知でしょうか。
色々な種類があることは知っていても、それぞれの名称や詳しい違いはわからないという方もいらっしゃると思います。
作る物によっても、向いているものと向いていないものがあります。
そこで今回は、特殊紙を含めた印刷に使用される紙の種類をご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

□コート紙とは

多くの印刷物に使用されているコート紙ですが、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。
例えば、雑誌の表紙や街で配られるチラシに使用されています。
こういったツルツルした紙がコート紙です。
発色がよく低価格なので人気があります。
はっきりとした色を使って印刷したい方や、できるだけたくさんのビラを配りたいという方には、コート紙を使用することをおすすめします。

□マットコート紙とは

マットコート紙はコート紙よりもあまりツルツルしていません。
また、比較的厚く、硬い素材でできています。
そのため、高級感を出したい時に使われることが多いです。
コート紙と違ってツルツルしすぎていないので、ボールペンや油性ペンでの書き込みには向いています。
一方で、発色は比較的よくはありません。

□上質紙とは

コート紙やマットコート紙とは違い、上質紙は表面がコーティングされていません。
そのため、ペンや鉛筆で書きやすいことが特徴的です。
例えば、はがきやスタンプカードに使われています。
書き込みを入れて手作り感をだしたい時や、感触でユニークに感じてもらいたい時などには、この上質紙を使用することをおすすめします。

□特殊紙とは

最後に、特殊紙を挙げます。
特殊紙とは文字通り特殊な紙のことを指します。
この中にもさらに種類があり、和紙やかすれのある紙などがあります。
そういった特殊な紙の総称が特殊紙です。
ここまでにご紹介してきた種類とは異なり、デザインや素材感でインパクトを残したい時にこの特殊紙を使うといいでしょう。
結婚式の招待状や、高級料亭のお品書きなどに使われるような紙です。
特別な雰囲気を醸し出してくれます。
コート紙やマットコート紙が低価格である一方で、この特殊紙は比較的値段が高いことが多いです。

□まとめ

今回は印刷に使われる紙の種類をご紹介いたしました。
紙にも色んな種類があり、それぞれに特有の特徴があることをご理解していただけたでしょうか。
印刷に使う紙を決める際には、ぜひ今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
印刷に関する悩み事があれば当社までご相談ください。