「箔押しクリアファイルを自分で作成したい」
「自分で箔付きのクリアファイルを作成するにはどうしたらよいのだろうか」
このようなお悩みはお持ちではないでしょうか?
よく街中で、企業のロゴやデザインの入ったクリアファイルが配られていますよね。
普通の印刷とは違い、メタリックな質感や高級感があって印象的です。
実は、この箔押しがされたクリアファイルを自分で作成することができるのです。
今回は箔押しクリアファイルを自分で作成する方法についてご紹介します。
□箔押しとは
まず、そもそも箔押しとはいったい何かをご説明します。
箔押しとは、金や銀色の箔で作った文字やデザインを熱と圧力の力で紙に張り付ける技術です。
この技術は紙だけではなく、プラスチックの表面にも応用できるためクリアファイルにも箔押しすることが可能です。
□クリアファイルに箔押しする方法
*専用テンプレート
まずは、依頼する印刷業者の目星をつけて、そこから専用のテンプレートをダウンロードします。
テンプレートを活用した方がスムーズに作業を進められます。
専用テンプレート以外で入稿しようとすると、別料金が発生する場合があるので注意が必要です。
*位置設定
ダウンロードした専用テンプレートでは箔押しができる範囲が設定されています。
この範囲に合わせてデータを収めます。
はみ出すときちんと印刷できなくなるので注意が必要です。
*サイズ設定
印刷業者によって原稿のサイズは決められています。
そのサイズに合わせてデザインしなくてはいけません。
依頼する業者にきちんと確認しましょう。
□データ作成の注意点
*データの色
箔押しデータの色はすべて黒でないといけません。
グレー、グラデーション、スウォッチパターンなどはきちんと印刷できません。
*文字の大きさ
文字のサイズも業者に指定されている場合があります。
きちんと規格を守って作成しましょう。
画数の多い複雑な漢字は印刷の工程で、文字がつぶれてきれいに印刷できない場合があります。
*画像印刷
「クリアファイル印刷で画像を箔押ししたい」
このような方はいませんか?
画像をクリアファイル印刷するときは、解像度をなるべく高めて印刷する必要があります。
原寸600dpiのモノクロ二階調画像にしておきましょう。
また、QRコードは箔押しには向いていないので気を付けましょう。
上で紹介したデータ作成の方法と注意点は、業者から指定される条件をクリアしてからデータを送りましょう。
□まとめ
今回は箔押しクリアファイルを自分で作成するときの方法と注意点についてご紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にして素敵な箔押しファイルを作ってください。