「自分でイラストレーターを使用して印刷したい」
「ドキュメント入稿を自力で行いたい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
ドキュメント入稿を自力でするためにはイラストレーター、通称イラレというグラフィックソフトを使用します。
イラレは年々便利になり、簡単に高度な加工ができる優れものです。
しかし、適切な方法で行わないと少しの設定ミスでも印刷がうまくいかなくなってしまいます。
初心者の方は特に注意が必要です。
そこで今回は初心者がイラレを使用して入稿するときの注意点についてご紹介します。
□初心者がイラレで入稿するときの注意点
特に初心者の方には予期せぬ失敗が起こります。
失敗すると不具合の場所を見つけられず、データの修正に予想以上に時間を取れてしまうことが良くあります。
なるべくスムーズに入稿するために次のことに注意しましょう。
*最新バージョンかどうか
イラレは1,2年で不具合の改善のためアップデートされます。
そのため、最新バージョンのイラレでデータ作成した方がデータ作成、入稿までをスムーズに行えます。
特に初心者の方は最新の方が使用しやすいので、現在自分のイラレがどのバージョンなのかを確認しましょう。
*アウトラインが適切かどうか
イラレで使用する文字はパソコン本体に依存したものです。
パソコンの文字には、実は様々な情報が埋め込まれています。
この文字情報を持ったままだと、データを移動する際に文字化けを起こしたり、レイアウトが崩れたりしてしまいます。
この不具合を防ぐためにアウトライン化することが必要です。
レイヤーのロックを解除してからアウトラインを作成することで対策可能です。
*リンク画像の埋め込み
イラレではEPS形式のデータを使用している方が多いです。
EPS形式を使用している方で画像のリンクを張りたい方はEPS画像を埋め込む必要があります。
この作業が適切になされていないと画像に余計の白線が入ったり、正常に表示されなかったりします。
*カラー設定が適切かどうか
イラレにはカラー設定があり、CMYKとRGBがあります。
RBGで設定してしまうと、印刷したものが想像と異なった色や出来栄えになる危険があります。
入稿するときにはイラレのカラーモードをCMYKに設定しましょう。
□まとめ
今回は初心者がイラレで入稿するときの注意点についてご紹介しました。
初心者の方が自力で入稿しようとするとなかなか難しいですよね。
上で解説したこととパソコンの画面を見比べながら作業を進めてください。