【印刷をしようとするあなたへ】特殊紙とは何かを解説します!

「印刷のときに聞いたけど、特殊紙って何?」
「特殊紙の種類が分からない。」
こういった思いを抱いている方はいらっしゃいませんか?
普段、特殊紙の種類なんて気にしないですよね。
しかし、特殊紙にはとても多くの種類があります。
特殊紙の効果を知っているのと知らないのでは、でき上がる印刷の質が変わります。
そこで今回は、特殊紙の特徴を説明します。

 

□特殊紙とは?

特殊紙の表記には、コート90キロやマットコート135キロなどがあります。
コート90キロの場合、左側のコートを紙の種類、右側の数字は紙の厚さを意味します。
しかし、紙の厚さをキロ単位で表現するのはおかしいですよね。
これは、1000枚の重さを量ったときの重さを意味します。
つまり、同じ1000枚でも、数値が多いほど紙が厚いことを意味するので覚えておきましょう。

 

□特殊紙の種類

代表的な特殊紙は5種類あります。
下にいくほど値段が高い特殊紙です。

*コート紙

特殊なコート剤を塗布し、表面に光沢を施した紙です。
手触りはつるつるしています。
広告のチラシや会社パンフレットなどに適しています。

*マットコート紙

ツヤ消し加工がされた紙です。
手触りはサラサラしています。
落ち着いた上品な見た目に仕上がります。
そのため、文字情報が多いチラシに最適です。

*アートポスト紙

チラシやパンフレットに用いるコート紙と比べ、厚い紙です。
また、光沢に優れています。
フルカラーの写真を多用する、写真集に最適です。

*上質紙

表面に加工がなく、パルプが露出しています。
そのため、手触りはざらざらしています。
普段目にするノートやコピー紙と同じ紙です。
筆記性が高いため、アンケート用紙やメモなどに最適です。

*特殊紙

着色や模様を施す特殊な加工を施した紙です。
紙が純白になるアラベールスノーホワイトや見た目がワニ革のクロコグロスがあります。
非常に高価ですが、とてもユニークな印刷ができます。
どこにもない印刷をしたい方や、高価格路線の広告を考えている方にお勧めです。

 

□まとめ

今回は、特殊紙の特徴を説明しました。
特殊紙の表記は、左側が紙の種類、右側を紙の厚さを意味します。
紙の厚さは1000枚重ねたときの重量です。
特殊紙の種類は、コート紙、マットコート紙、アートポスト紙、上質紙や特殊紙の5種類が代表的です。
自分の印刷したい内容に合わせ、印刷してみてはいかがでしょうか?
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お気軽にご相談ください。

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