クリアファイルを自作するには?型抜き印刷を分かりやすく説明

「型抜き印刷の加工って、普通の印刷と何が違うの?」
「型抜き印刷で、自作の作品を作りたい」
こういった思いを抱いている方はいらっしゃいませんか?
身の回りには、多くの型抜き印刷があります。
牛乳パック、ペーパークラフトやお菓子の箱には折り目があります。
どのようにして、折り目を型抜き印刷したのかが不思議ですよね。
そこで今回は、型抜き印刷の特徴を説明します。

 

□型抜き印刷とは?

通常の印刷をすると、コピー紙やチラシのような平面的な紙ができます。
しかし、お菓子のパッケージやメッセージカードのように立体的な加工をしたいときは、型抜き印刷が欠かせません。
型抜き印刷の場合、まず型を作ります。
そして、木や樹脂の板に溝を彫り、そこに形に合わせた刃を埋め込みます。
そこに、用紙を入れ、1枚ずつ型抜きをします。

 

□型抜き加工の特徴

依頼に応じて、様々な型を制作するため、繊細な変化に対応できます。
紙の切り抜き加工だけでなく、紙と紙を切り離すミシン目加工ができます。
ミシン目は、線の太さ、強度や切れやすさなどを変えられます。
さらに、シールの台紙上にあるシール部分だけをカットできます。
しかし、型抜き印刷加工は、複雑な型を作ることに時間がかかります。
納期を長めにすると、印刷会社が時間をかけて型を作成できるためおすすめです。

 

□型抜き加工に適さないのは?

型抜き加工は、非常に多彩な加工に対応しています。
しかし、機械には限界があります。
立体的な加工をする場合、紙の厚さが一定以上なければ、折り曲げるのは難しいです。
例えば、裏が透けるような薄い紙を折り曲げたままにするのは難しいですよね。
また、鋭利な形を作るとき、どうしても毛羽立ちが起こります。
機械のサイズもあり、数ミリ単位の穴開けも困難です。

 

□まとめ

今回は、型抜き印刷の特徴を説明しました。
型抜き印刷は、お菓子のパッケージやメッセージカードのように、立体的な加工に適しています。
過程は、木や樹脂の板に溝を彫り、形に合わせた刃を埋め込みます。
そこに、用紙を入れ、1枚ずつ型抜きをします。
型抜き印刷は、ミシン目の、線の太さ、強度や切れやすさなど詳細な加工ができます。
しかし、型抜き印刷に適していないのは、紙の厚さが薄いことや鋭利な形の印刷物です。
ひと味違う印刷を考えている方は、型抜き印刷に挑戦してみてはいかがでしょうか?
当社では、様々な印刷に関する電話相談に対応しています。
お気軽にご相談ください。

 

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