注意点はこれだ!クリアファイルを作成するときのデータ入稿方法

「クリアファイルを作成したいけど、データ入稿はワードでいいの?」
「データを入稿する際の注意点を知りたい」
このような悩みを抱いている方はいらっしゃいませんか?
入稿できるクリアファイルのデータ形式は、会社によって様々です。
せっかく、データを作成したのに、対応していないデータだと悲しいですよね。
そこで今回は、クリアファイルを作成するときのデータ入稿の注意点をお伝えします。

 

□対応できるデータの形式

基本的に入稿できるデータの多くは、以下の5種類です。

・pdf
・Adobe Illustrator
・Adobe Photoshop
・Microsoft word
・Microsoft PowerPoint

 

□データ入稿前の注意点

クリアファイルに使われる素材は透明です。
そのため、デザインを印刷すると、中身が透けてしまいます。
しかし、ホワイト版を作成し、デザインの下に白を挿入すると、透けにくくなります。
白色にデザインした部分は全て透明になるため、注意してください。

*ホワイト版の作成

クリアファイルの中身が透けていた方が良い場合があります。
用途に応じ、クリアファイルの中身が透けても良いかどうかを確認しましょう。

*全体の白版を作成

クリアファイルの全面にわたって、ホワイト版が必要なときは、全面のホワイト版を作成してください。

*同じサイズのホワイト版を作成

ホワイト版は、実寸のサイズよりも小さく作成してください。
0.1ミリを目安にすると良いでしょう。
クリアファイルを作成する際、白版を印刷後、その上にデザインを印刷します。
その際、ホワイト版とデザインの印刷がずれると、白色がデザイン部分にはみ出してしまうので注意してください。

*白くデザインしたい部分にのみホワイト版を作成

白いデザインのみでホワイト版を作成したいときは、少しはみ出すようにホワイト版を作成します。
こちらも目安は0.1ミリです。
その理由は、ホワイト版と絵柄がずれると、ホワイト版とデザインの間に隙間ができ、透明に見えるからです。

*箔押し(はくおし)クリアファイルの注意点

箔押しクリアファイルは、左下に金や銀色などが入った高級感のあるクリアファイルです
印刷が可能な範囲は、120ミリ×50ミリです。
画像は使用できないため、注意してください。

 

□まとめ

今回は、クリアファイルを作成するときのデータ入稿の注意点を紹介しました。
データ入稿に対応するのは、pdf、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Microsoft wordやMicrosoft PowerPointの6つです。
ホワイト版は、クリアファイルの透明部分を無くしたいときに作成します。
クリアファイル全面にわたって白色にしたいときは、全面のホワイト版を作成します。
また、ホワイト版は実際のサイズよりも0.1ミリ小さくしてください。
ただし、白いデザインのみでホワイト版を作成したいときは、少しはみ出すようにホワイト版を作成します。
データ入稿前に、適したホワイト版が作成されているか、確認してみてはいかがでしょうか。
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