「スジ入れ加工と折り加工の違いについて知りたい」
「スジ入れ加工と折り加工について詳しく知りたい」
と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、印刷においてのスジ入れ加工と折り加工の違いについてご紹介します。
□スジ入れ加工
*スジ入れ加工とは
スジ入れ加工とは、印刷物に溝を入れる加工です。
これは、印刷物を折り曲げやすくするために行います。
具体例として、メンバーズカード・ポイントカード・メッセージカードなどに使用されます。
また、厚紙などを折る際に起こる折面の破損を防げます。
*スジ入れ加工の注意点
・180k以上の用紙での対応です
(180kとは、紙の厚さを表す単位です)
・紙に対して、斜めにはスジを入れられません
・縦横、クロスにはスジを入れられません
□折り加工
*二つ折り
長辺をセンターで折る加工です。
センターから数ミリメートルずらして折ることも可能です。
パンフレット・DM・折り込みチラシなどに使用されます。
*巻き三つ折り
一つの面を折り、反対側の面をかぶせて折る折り方です。
内側に入れる面は、他の辺よりも2~3ミリメートル短く作成するときれいに折り上がります。
裏表の場合、折り込まれる面は左右逆になるため、注意しましょう。
パンフレット・DM・ポスティングチラシなどに使用されます。
*Z折り
長辺を三等分し、Z字型に折る加工です。
表紙の位置を指定する必要があります。
パンフレット・DM・ポスティングチラシなどに使用されます。
*巻き四つ折り
二つ折りを二回繰り返す折り方です。
裏表合わせて細長い八面になります。
表紙の位置を指定する必要があります。
パンフレット・DMなどに使用されます。
*W折り
長辺をセンターで二つ折りにします。
その後、さらに同じ方向に二つ折りする加工です。
表紙の位置を指定する必要があります。
パンフレット・DMなどに使用されます。
*観音折り
長辺を四つに分けた1面を内側に折り込みます。
その後、さらに中央で二つ折りを行う加工です。
内側に入れる面は他の辺より2~3ミリメートル短く作成する必要があります。
パンフレット・DMなどに使用されます。
*DM折り
長辺をセンターで二つ折りにします。
その後、さらに巻き三つ折りを行う加工です。
表紙の位置を指定しなければいけません。
パンフレット・DMなどに使用されます。
*十字折り
二つ折りを直角に交わる方向でもう一度折ります。
基本的にセンター同士で折ります。
パンフレット・DMなどに使用されます。
□まとめ
今回は、印刷においてのスジ入れ加工と折り加工の違いについてご紹介しました。
当社では、お客様の印刷に関するご相談に随時対応しています。
名刺印刷の依頼も承っていますので、興味を持たれた方はぜひ一度当社までお問い合わせください。