SDGsの環境に関わる目標について解説!日本の課題は?

SDGsの目標には、さまざまな分野の社会問題があります。
今回は、環境に関わる問題をピックアップして、その概要と日本の課題についてお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。

□環境保全4つの目標とは?

SDGsには、環境保全に関わる目標が4つあります。
それぞれの概要を紹介します。

1つ目は、目標6「安全な水とトイレを世界中に」です。
地球で暮らしていくためには、水は欠かせませんよね。
しかし世界には、安全な飲み水が安定的に確保できない地域がたくさんあり、体の弱い子供を中心に、多くの人間が命を落としています。
そのため、持続可能な社会を実現するためには、衛生的な水をすべての人が享受できる環境を作り、維持することが大切です。

2つ目は、目標13「気候変動に具体的な対策を」です。
地球温暖化は、地球で最も重要な課題のひとつです。
私たちの生活にも身近なので、問題意識を持つ方も多いでしょう。
これは人為的な原因である可能性が非常に高く、今すぐに改善しなければいけない深刻な状況です。

3つ目は、目標14「海の豊かさを守ろう」です。
プラスチックごみは海洋を汚染しています。
海洋資源は、私たちが地球で暮らしていくためには重要な食料資源であり、守り続けていく必要があります。
そのため、ストローや袋などのごみを減らすなどの取り組みが大切です。

4つ目は、目標15「陸の豊かさも守ろう」です。
陸上の生態系が壊れると、私たち人間も食料や燃料を享受できなくなる可能性があります。
そのため、森林の伐採をはじめとした人為的なことが原因の環境破壊について、私たちは深刻に考える必要があります。

□気候変動に対する日本の取り組みをご紹介!

日本において、気候変動への対策は大きな課題です。
温室効果ガスの排出量を2030年時点で13年比26パーセント減とする削減目標案が決定され、ますます問題意識が高まっています。
その実現のために、米の収穫量の予測や砂浜消失率の将来予測、産後の移植・増殖活動などの取り組みを行っています。

また、緩和策として建築物の省エネ・再エネ化が挙げられます。
断熱性能の高い建物は、使用する側が快適で安全なだけでなく、環境への配慮ができるという点でも注目されています。
適応事例としては、生態系を活用して防災・減災を行っています。
土砂崩れ対策に植林するなど、自然のものを活用して自然災害に備えようという取り組みです。

□まとめ

今回は、SDGsの環境問題に関わる目標についてお伝えしました。
ぜひ参考にしてくださいね。
持続可能な社会の実現に向けて、当事者意識を持って問題解決に貢献していきましょう。

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