LIMEX(ライメックス)を知っていますか?紙との違いや特徴をご紹介!

「ライメックスってどんなものかな」
「紙との違いが知りたい」
このようにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、ライメックスの特徴や紙との違いも併せてご紹介します。

□ライメックスとは?

ライメックス(LIMEX)とは、紙の代わりになると言われている新素材です。
炭酸カルシウムや無機物が50パーセント以上含まれている複合素材です。

紙よりも軽いにも関わらず、紙のように文字やイラストを書いたり印刷したりできます。
紙よりも耐久性が高いので、ラミネートやPP加工の必要がありません。
成形すると、袋や容器などのプラスチック製品の代替にもなります。

木や水をほぼ使わずに作れるので、森林や水資源の削減につながります。
石油由来樹脂の使用量も抑えられるので、気候変動問題にも貢献しており、とても環境に良い素材だといえるでしょう。

また原料となる石灰石は日本でたくさん採れるので、自給自足が可能な素材です。
世界中に石灰石は埋蔵されているので、あらゆる国で生産可能な素材といえるでしょう。

□ライメックスが果たす使命とは?

原料に木材を全く使っていないので、ライメックスの使用は森林資源の保護に繋がります。
伐採などによる森林資源の減少は日本でも問題視されており、紙の使用を抑えることは環境問題の解決に貢献できるといえるでしょう。

森林資源の削減と同様に、水資源の保護にもつながります。
紙とは違って、製造過程でほとんど水を使わないからです。
紙と同じような素材なのにもかかわらず、未来の水資源を守れます。

原料は、世界中に存在している石灰石です。
石油など貴重な資源を使わずに製造できるので、「石で便利な暮らしができる」と考えられるでしょう。

また、ライメックスの使用は気候変動問題の解決・改善に貢献できると言えるでしょう。
製品を製造・使用・廃棄するサイクルの過程で、二酸化炭素の排出を大きく削減できる素材です。
新しい素材でまだ研究開発の余地があるため、これからの改善にも期待できます。

また、先程ご紹介したように日本で自給自足できる石灰石が主な素材である点も魅力的な素材です。
素材を地域で循環できるのです。

製造設備は既存のものを使用できるので、無理なく世界中で製造できます。

□まとめ

今回は、ライメックスの特徴や紙との違いについてご紹介しました。
ライメックスについて理解を深めていただけましたか。

当社では、ライメックスに関するご相談を受け付けております。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

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