「会社のノベルティとしてオリジナルクリアファイルを作成する」
「クリアファイルのデザインにはしっかり拘りたい」
このような要望に応える印刷屋さんの技術の中に「白打ち」と呼ばれる技術があり、白打ちによりデザイン性の高いクリアファイルを作成することができます。
今回は、『クリアファイル印刷時に行われる白打ちとその必要性』について解説します。
■白打ちとは?
白打ちとは、素材に印刷する時にまず白い塗料で素材を塗った後に、その上から印刷を行う作業のことです。
白打ちは、「白押さえ」「白引き」「白版」など様々な別名で呼ばれています。
■白打ちの必要性
白打ちは、デザインの観点で非常に重要な工程です。
家庭での印刷は通常白紙に行われますが、会社のノベルティ作成時は色紙やプラスチック素材に印刷されることがあります。
背景を白色にしたいが、着色のある、又は透明の素材を扱う場合には、白打ちの工程を挟むことで背景を白色にできます。
クリアファイルの場合、白打ちせず表側カラーの会社ロゴ等を印刷すると裏側からロゴが透けて見えてしまいますが、白打ちすることでロゴが透けなくなる上に、高級感を与える仕上がりになります。
その他にも、以下の段落で紹介する場合に白打ちが必要になってきます。
■白打ちに適するケース
白打ちを特におすすめする場合は以下の三つです。
・白色のデザイン
まず、そもそも背景丸ごと白色のデザインで作成する場合です。
・カラーのイラストや写真
また、カラーのイラストや写真を載せる場合も白塗りがおすすめです。
透明な素材に印刷する場合は裏から印刷したデザインが透けて見えてしまいます。
デザインや意匠を重視したい場合は白打ちが適したケースだと言えます。
・立体感を出したい場合
デザインを強調して立体感を出したい場合も白打ちがおすすめです。
白の背景は絵やロゴを立体的に見せる効果があります。
そのため、キャラクターの絵を印刷する場合などに白打ちが適しています。
以上が、『クリアファイル印刷時に行われる白打ちとその必要性』についての解説でした。
クリアファイルの作成時には、白打ちがデザインの面で重要になるということをご理解いただけたでしょうか。
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