続9 印刷工場探検隊!・・・【加工現場編4】

様々な施設の入場でよく見かける入場券(チケット)は、切り取れるようになっていませんか?半券でもぎり取れる仕様をよく見かけますよね。

ミシン.jpg

こういったミシン加工は、意外と見かけたりするものです。

返信ハガキ付きのチラシやマクドナルドのクーポン券など、切り取れるようになっていませんか?

 

このような商品はミシン加工機を使って、ミシン目をつけていきます。

 

また、ミシン加工にはマイクロミシンといったものもあります。これは通常のミシン目よりも目が細かく、切り離しやすく、ミシン目での膨らみも少ないです。

 

そのため伝票をプリンターで印刷し切り離していくような場合に使われることが多いですね。

 

ミシン加工には、1本を端から端まで入れて切り取れるように入れるのが、標準ですが、使用用途によって、何本も平行に入れる場合や、T字やL字の形などにも入れることが可能です。

用紙の途中でミシンが止まるといった場合は、ジャンピングミシンという加工となります。

返信ハガキ付きのチラシなどを見たことはないでしょうか?こちらはジャンピングミシンという加工を行っています。

 

 

ミシン加工についてはこちら

 

 

 

 

また、似たような加工で、筋入れ加工というものがあります。

スジ.jpg

 

こちらはスタンプカード(2つ折り)などで、使われる加工です。




2つ折り加工は、本来、折り機でおこなう加工ですが、厚紙の場合は折り機では通せない為、折り筋を入れて、用紙を折りやすくします。

 

用紙が厚くなると、無理矢理折った時に折り目に負荷がかかり、折り目が裂けるといったことが起きます。これを背割れといいます。

これを防ぐために折り目にくぼみの筋を入れて、折り安くするのです。

 

スジ入れ加工についてはこちら

 

 

製本加工は切る・折る・トル(ミシン)・冊子にするなど、用紙に手を加えることで付加価値を高めていきます。

 

それでは次回は、PP貼り加工について、説明させて頂きます。






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