ノベルティ作成に適した型抜き印刷、その特徴と使用例とは?

「ノベルティの印刷物にはこだわりたい!」
「印刷の型抜き加工ってどんな加工?」
型抜き加工とは、印刷物の一部に切れ込みやミシン目を入れることができる印刷加工法です。

今回は、『型抜き印刷、型抜き印刷の特徴と使用例』について解説します。

■型抜き印刷とは?

型抜き印刷とは、刃をつけた木の型で印刷物の一部に切り込みを入れる・中をくり貫く・特定の形にくり抜くといった方法で、自由な形の印刷物を作ることのできる手法です。

型抜きによって、キャラクターのシルエット状のメモ帳や内側に穴の開いた構造のチラシ、ミシン目の入ったクリアファイルなどが作れます。

■トムソン加工とは?

型抜き印刷で調べているとトムソン加工といった名前を聞くかもしれません。
トムソン加工は型抜き加工とほとんど同じ意味で使われています。

トムソン加工は、1909年にアメリカのトムソンという名前の方が型抜きを行うための機械を発売したことから名前が付けられました。

トムソン加工の例として、凸凹状の装飾文字がついたパンフレットなどがあります。
会社のロゴの形に切り抜いた箔紙を、他の紙に貼り付けることで、立体感のあるパンフレットが出来上がります。

■型抜き印刷の特徴

型抜き印刷の特徴は、デザイン性の高さです。
一般的な紙製品がA4など規定サイズの長方形の形をしているのに対し、型抜きを行えば企業のロゴ状のフライヤーなど自由な形の印刷物を作成できます。

また、一度型を作ってしまえば次に同様の印刷物を作成する際に以前の型を再使用できることも大きな特徴です。

■どのような場合に使われる?

型抜き印刷は、しおりや紙うちわなど穴の開いた形状やコースターやキャラクターもののメモ帳など特殊な形状の紙製品、特に会社のノベルティなどに使われます。

印刷加工会社によってはプラスチックのクリアファイルにも型抜きを行っています。
型抜き加工に強い印刷会社を選べば、ミシン目をつけたり特殊な形のクリアファイルを作成できたりします。

ただ、刃が通らないような厚い素材や硬い素材は型抜きできません。
型抜きはそのデザインの自由度の高さから、ノベルティにピッタリの加工法です。

以上が、『型抜き印刷、型抜き印刷の特徴と使用例』についての解説でした。

ありふれたノベルティグッズではなく、印刷物の形状にこだわりたいという方は、型抜き印刷を利用したノベルティグッズを作成してみてはいかがでしょうか?

弊社でも型抜き印刷の注文を承っておりますので、ぜひご利用ください。

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