よくノベルティとしてボールペンやクリアファイルなどを見かけます。
その中でもノベルティとしてクリアファイルを考えている業者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ノベルティとしてクリアファイルの制作、そして箔押しといったおすすめの加工法と一緒にご紹介します。
〇ノベルティとしてのクリアファイル
ノベルティとは、企業などが自社や商品の宣伝を目的として、企業や商品の名称を入れて無償で配布する記念品のことを指します。
主にノベルティは広告的要素を持ったものとされ、プレミアムとよばれる景品とは異なるものとされています。
ノベルティの中でもクリアファイルは宣伝用にうってつけの商品といえます。
企業名や企業ロゴをいれ、メッセージまで書き込むことが出来るスペースがあるのはもちろん、実用性がある面でもとても便利です。
〇クリアファイルの加工法
クリアファイルの加工法は様々ありますが、今回は白打ちと箔押しについてご紹介します。
・白打ち
白打ちとは、印刷する上で、白色を最初に印刷した後に、その上からカラーで印刷を施すことを指します。
白打ちをする目的は、クリアファイルで用いられているアクリル素材は透明なため、色をキレイに発色させることが難しく、透明インキを用いているため、カラーで印刷をしても透けてしまいます。
そこで、不透明インキの白色を下地に塗ることによって、透過を防ぐだけでなく、カラーの発色をよくすることもできます。
・箔押し
箔押し印刷とは、デザインから金属の板を作成し、熱と圧力でクリアファイルに転写する特殊印刷技術です。
色も豊富で、様々な色の箔押しをすることができます。
箔押しのメリットは大量印刷するのに適していること、箔を用いているので非常にきれいな印刷ができる点です。
企業ロゴや社名など、ワンポイントのデザインを施すのに向いています。
箔押しとフルカラー印刷にはそれぞれ特徴があり、それぞれ適したものが異なります。
透明なクリアファイルの特徴を活かしたい場合は箔押し、フルカラーでしっかりとデザインを施した場合は白打ちをしてフルカラー印刷をすることがおすすめです。
◯最後に
ノベルティとしてのクリアファイルは作りやすいだけでなく、もらった側も利用することが出来るためお互いにとってメリットのあるノベルティだと言えます。
ノベルティとしてクリアファイルをお考えの方は、どのようなクリアファイルにしたいかご自身の希望に沿って加工方法をお選びくださいね。