「イラストレーターのデータで自分で印刷しようとして失敗した。」
「イラレで悪性したデータを入稿する際の注意点があれば教えて欲しい。」
印刷を依頼しようと考えている方の中には、このように感じている方も多いのではないでしょうか?
イラストレーターは、年々便利になっていて、より簡単に高度な加工ができるようになってきています。
技術が向上している分、ちょっとした設定ミスでうまく印刷ができないということも多くなっています。
また、印刷ができなかった場合も、一見どこに不具合があるのか発見しづらいため、データの修正に想像以上の時間が必要になる場合も多いです。
そこで今回は、印刷時に必要以上の手間が生じないよう、イラレで入稿する際の注意点について紹介します。
□イラレで入稿する際の注意点
イラレで入稿する際の注意点には、どのようなものがあるのでしょうか?
主な注意点を3つほど紹介します。
*バージョンが最新になっているか
イラレでは、1年〜2年に不具合や操作性の改善のために、アップグレードが行われています。
そのため、イラレのバージョンが古い場合、その分不具合が発生しやすい状態となっています。
より不具合の少ないデータを作成するためにも、最新バージョンがどうかデータ作成前に確認しておきましょう。
*アウトラインはされているか
イラレの文字のフォントは、パソコン自体に入っているフォントに依存しています。
ですので、アウトライン化等の対策をしない場合、データを移動させた際にフォントが他のフォントに入れ替わったり、レイアウトが崩れてしまったりする可能性があります。
入稿する前に、全ての文字がアウトライン化されているか、確認しておきましょう。
また、フォントだけではなく、画像に関しても作成時のパソコンにリンク化されているため、画像のデータがないパソコンにデータが移動した場合に表示されない可能性があります。
他のパソコンに移動しても不具合なく画像が表示されるよう「画像埋め込み」と呼ばれる作業を行っておきましょう。
*カラー設定は適切か
多くの印刷機は、CMYKというカラー設定がされています。
RGB等の他のカラー設定で入稿した場合、思っていた色は違った色で印刷されてしまう可能性があります。
ですので、入稿時には必ず、CMYKでデータが作成されているかどうか確認しましょう。
□最後に
今回は、印刷時に必要以上の手間が生じないよう、イラレで入稿する際の主な注意点を3つほどご紹介しました。
イラレで入稿する際は、ぜひ今回の記事の内容を参考にしてみてください。