クリアファイル印刷における白打ちの必要性とは?印刷業者が解説!

「クリアファイルを印刷したいけど白打ちする必要性って何?」
「自分だけのクリアファイルを作りたい。」
「そもそも白打ちって何のことだろう?」
このように思っている方もいらっしゃるかもしれません。
近頃、機械やシステムの改善により、個人でも本やTシャツなどの印刷が注文できる中、クリアファイルを自作する人が増えています。
しかし、クリアファイルを印刷すると言っても、よくわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、クリアファイル印刷における白打ちの必要性についてご紹介します。

□白打ちとは?

「白打ち」とは、透明な素材や色の濃い素材に印刷する際に、白いインクで素材を塗り、その上からデザインしたイラストなどを印刷する方法です。
白打ちを行うことにより、背景が透けないようにします。
基本的にクリアファイルは、透明のポリプロピレンから作られています。
透明のポリプロピレンをそのまま印刷すると、白い部分は無色透明となります。
白打ちを行わない場合、印刷した箇所が透けて見えるようになり、思っていたものと仕上がりが異なることがあるため注意しましょう。

□白打ちは2度行う方が良い

クリアファイル印刷は、デザインによっては白打ちが1度では透けてしまうことがあります。
そのため、白打ちは2度行うことをおすすめします。
2度行うことにより白打ちした箇所の不透明感が高まるため、絵柄がはっきりと印刷され完成度の高いクリアファイルを作成できます。

□白打ちをおすすめするケース

*会社のロゴなどをクリアファイルに印刷

クリアファイルにロゴを印刷する場合、白打ちをせず印刷するとロゴが透けてしまい、ロゴが目立ちません。
また、透けをなくすことで高級感のある仕上がりになるため、白打ちをおすすめします。

*デザインに立体感を出したい場合

白打ちを行うことで、白い背景がデザインを強調させ、立体的に見せられます。
そのため、キャラクターのイラストを印刷する場合に適しています。

□まとめ

今回は、クリアファイル印刷における白打ちの必要性についてご紹介しました。
クリアファイル印刷において、白打ちがあるかないかで完成度は大きく変わります。
また、白打ちは2度行うことでより効果を高められます。
「クリアファイルを自作したい。」
「白打ちについてもっと知りたい。」
と思っている方は、白打ちについて考える良い機会かもしれません。
何かご不明点がございましたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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