チラシ印刷作成の流れと注意点とは?プロの印刷業者が解説します!

「チラシを作成したいけど、初めてでよくわからない」
「前に一度作った時に失敗してしまった」
このような思いをお持ちの方がいらっしゃると思います。

今回はチラシ印刷の作成方法とデータ作成時の注意点をご紹介します。
チラシ印刷作成の正しい知識を知って、思い通りのチラシを作成しましょう。

□チラシ印刷作成の方法について

チラシを作成する際、いきなりデザインを作ろうとすることは避けた方が良いでしょう。
まずは、チラシを出す目的やターゲットを考えましょう。
こうすることで、明確で伝わりやすいチラシを作れます。

目的やターゲットが決まれば、説明文や掲載商品などチラシの内容を決めましょう。
また、アクセス情報や連絡先が必要な場合は、記載するのを忘れないでくださいね。
内容が決まれば、イラストや写真を加え、どのようなレイアウトにするかを考えましょう。
レイアウトが違うだけで、わかりやすさがぐっと変わるので重要です。

ここまで準備ができたら、ようやくデザインの制作に取り掛かれます。
デザインを印刷するためには、自分で行う場合も印刷業者に委託する場合も必ずデザインデータが必要です。
デザイン制作ソフトを使用して、決めた内容をデータにしましょう。

印刷用のデータが完成すれば、そのデータを印刷しましょう。
10枚以下の枚数を使用する際には、自分で印刷するのがおすすめです。
一方で、100枚以上必要な場合には、印刷業者にオフセット印刷で依頼すると良いでしょう。
オフセット印刷は、部数が増えれば増えるほど、単価が安くなるため、自分で印刷するより良い仕上がりで、安く印刷できます。

このような流れで、チラシ印刷を作成します。

□データ作成時の注意点

ここまでで、チラシ印刷の作成方法はおわかりいただけたと思います。
次に、デザイン制作ソフトでデータを作成する際の2つの注意点について解説します。

1つ目は、カラーの設定です。
カラーモードには、画面上で見る時に使用されるRGBカラーとコピー機で使用されるCMYKカラーの2つがあるのをご存じでしょうか。
RGBカラーでは赤、緑、青の3色を使用し、CMYKカラーではシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使用します。
一般的に印刷物のデータを作成する場合には、CMYKカラーが使用されるため、ソフトのカラーの設定をCMYKカラーにしましょう。

2つ目は、仕上がりサイズです。
印刷機ではフチなし印刷ができません。
そのため、印刷会社で、完成品よりも大きい紙にデータを印刷し、四辺を切り落とします。
ずれて余白ができないように、仕上がり位置まで色があるデータの場合、3ミリメートル分大きく作る必要があります。

□まとめ

今回はチラシ印刷作成の流れと注意点をご紹介しました。
チラシの作成は正しい知識があれば、誰でも簡単に作成できます。
この記事を参考にして、チラシ作りに挑戦してみてください。

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