SDGsの目標12の背景にある課題とは?達成に向けてできることも紹介!

SDGsの目標12が掲げる内容についてご存じでしょうか。
目標12で掲げられている「つくる責任、つかう責任」は、日本の「もったいない」の文化に通ずるものがあります。
なぜ、この目標が世界レベルで取り組むべきとされているのでしょうか。
今回は、SDGsの目標12に注目します。

□なぜSDGsの目標12が設定されたのか?悲惨な背景があります!

ここでは、SDGs目標12に関連する世界で起こっている課題を紹介します。

1つ目の課題は、このままでは人間が生きていくのに不可欠な資源が足りなくなることです。
技術の進歩により利便性は飛躍的に向上しましたが、同時に資源の消費のスピードも急速に上がっています。
現在の人間の消費活動は、地球が資源を生み出すために必要な時間を全く無視しています。
具体的には、地球1.5個分の資源を消費する勢いであると言われます。

2つ目の課題は、飢餓に苦しむ人々の増加です。
現在も世界ではおよそ8億人が飢えに苦しんでいます。
世界的な人口増加の影響を受けて、飢餓に苦しむ人々はますます増加するでしょう。
2050年には96億人ほどに人口が増加すると予想されており、20億人が飢餓で苦しむとされています。

□SDGs目標12の達成のカギを握るフードロスの削減とは?

SDGsの目標12を達成するために私たちが実践できる取り組みを紹介します。
それはフードロスの削減に努めることです。
以下で2つのポイントを解説します。

1つ目は、消費期限と賞味期限を確認することです。
賞味期限が過ぎていると多少味が落ちますが、食べられますので捨てる前に1度食べてみて処分するか決めることをおすすめします。
また、お買い物の時にも消費期限が早いものから購入することで、スーパーで出される廃棄が少なくなります。

2つ目は、お料理の仕方について見直すことです。
まずは、買い物の段階で食材を多く買い過ぎないように気を付けましょう。
お買い得な品物につられてしまうのは分かりますが、きちんと食べきれるか考えてみてくださいね。
お料理中も、野菜の芯や皮といった部分を使い切る努力をすると良いでしょう。

例えば、ブロッコリーの芯は歯触りがよくておいしいのでぜひ召し上がっていただきたいです。
カレーを作る際、人参の上の部分や玉ねぎの芯といった野菜くずが出ますが、煮込めばおいしい野菜だしが出るのでスープ用に取っておくことをおすすめします。
そして、残った料理は冷蔵や冷凍保存して最後まで食べきる工夫をしましょう。

□まとめ

私たちの子供の将来のために、SDGsの目標12は早急に取り組まなければならない問題です。
自分たちで出来ることも多いので、是非今日からフードロスの削減に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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