SDGsという言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
最近ではメディアでも頻繁に特集が組まれ、学校の授業などでも言葉が紹介されるようになりました。
知名度も一気に高まり、言葉や意味自体はご存知の方も多いでしょう。
しかし、聞いたことがあるだけでは全く意味がありません。
今回は、SDGsはどうして大切なのか、また私たちにもできることはあるのかをご紹介します。
□SDGsが重要視される理由
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な発展のための目標)」の略で、2015年に国際連合加盟国により採択された、世界全体の社会課題を解決するための枠組みです。
地球規模の環境問題や人権問題は、国や年齢、性別に関係なく今も数えきれないほど存在します。
SDGsにはそのすべての課題を、2030年を目処に一定まで改善することを目標として、17のゴールと169のターゲットが定められています。
SDGsを達成できなくても罰則はありません。
しかし、世界が抱える課題が深刻さを増すことは明らかです。
気候変動により人が住めない場所が増え、人間も他の生物もいつも通り暮らすことが困難になるかもしれません。
一方でこのSDGsを達成できれば、世界中にある課題を解決するための第一歩を踏み出せます。
SDGsのスローガンである「誰一人取り残さない」を達成するため、世界中の人々はSDGsを見て見ぬふりをしてはいけないのです。
□私たちもできるSDGsとは?
SDGsは世界規模の話であり、SDGsのような大きすぎる話題は私たちにとってあまり身近には思えないかもしれません。
では私たちがSDGsを自分事として捉え、今からでもできることはあるのでしょうか。
1.SDGsとは何か理解する
2.興味・関心のあるトピックを見つける
3.興味・関心のあるトピックについて調べ、取り組める具体事例を調べる
4.大まかに情報を知っておく
5.人に伝える
上記の5ステップは、誰でもその場で行える最も身近なSDGsです。
たったこれだけかと驚くかもしれませんが、まずはどんな目標を掲げているのか知ることが大切なのです。
SDGsは遠い国の話ではなく、私たちのすぐ近くの話題にもフォーカスが当てられています。
自分にとって思い当たるものや興味を惹くものが必ず1つは見つかるでしょう。
□まとめ
SDGsは、深刻な社会課題を解決するための17項目に分けられた世界共通の目標です。
自分自身、そして私たちの子孫がこれからも地球で暮らしていけるように、今SDGsを達成することが喫緊の解決策と言えるでしょう。
まずは関心のあるトピックを調べて、それに向けて何ができるかをぜひ考えてみてください。