知っておくべき世界の貧困問題の現状は?私たちにできることとは?解説します

世界の貧困問題と聞くと、スケールの大きさにあまりピンとこない方もいらっしゃるでしょう。
しかしSDGsでも目標の1で取り上げられているように、私たちは世界の貧困問題の現状を知っておかなければいけません。
今回は、世界の貧困問題の現状と、私たちにできることをご紹介します。

□世界の貧困問題の現状

貧困問題は世界で最も深刻な社会問題の1つであり、SDGsでも最初の目標として「貧困をなくそう」が掲げられています。
ユニセフの分析によれば、現在世界では6人に1人が極度の貧困の中で暮らしており、人口の増加に伴いさらに増える可能性もあると言われているのが現状です。

そもそも貧困は、1人当たり一日220円(1.90ドル)で生活する人々をボーダーラインに設定されています。

また貧困には2種類あり、1つは最低限の生活水準を満たさない生活を送る「絶対的貧困」、もう1つは社会を平均した時に大多数より貧しい生活を送る「相対的貧困」です。
SDGsなどで出てくる「極度の貧困」とは絶対的貧困を指し、社会でまず解決を求められているのが絶対的貧困の撲滅です。

□貧困のなくすために私たちにできること

実は、貧困解決のために私たちができることが非常に少ないのが現状です。
しかしその中でも、私たちだからこそできることが必ずあります。

*寄付

貧困に倒れる人々を救うためにできる最も大きなことの1つが、寄付です。
寄付は決してお金に限りません。
食料や場所の寄付も、貧困から人々を救うためになくてはならない活動です。

世界では、ユニセフやNGO、NPOなどさまざまな団体・組織が貧困解決のために活動しています。
貧困に直面している人に直接お金を渡すのは難しいですが、上記のような団体に寄付することで間接的に貧困解決の糸口になるのです。

*ボランティアへの参加

貧困解決には、人手が必要です。
たくさんの団体がボランティアを募集しており、内容や期間もさまざまです。
もし貧困に対して助けになりたいとお考えの方は、ぜひボランティアの参加もご検討ください。
現状を実際に目の当たりにすることで、さらに深く貧困について考えられるようになります。

□まとめ

貧困解決のためには、私たちはまず現状について知らなければいけません。
今世界で6人に1人が1日220円で暮らす絶対的貧困に陥っていること、貧困にも種類があること、ご紹介したことをぜひ覚えておいてください。
貧困から人々を救うためにできることは、寄付とボランティアへの参加です。
まずはできることを少しずつやってみましょう。

特殊対応サービス

  • 印刷屋さんドットコム
    公式SNSアカウント
  • instagram
  • Facebook
  • Twitter
  • youtube