sdgsには期限があるのかについて解説します!

最近では、SDGsという言葉もよく聞かれるようになり、私たちの生活にも浸透しつつあります。
そもそも、SDGsには期限があるのか、と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、SDGsの期限や取り組み状況についてご紹介します。

□SDGsには期限がある?

SDGsは、MDGs(ミレニアム開発目標)の後継として誕生しました。
MDGsは2000年に国連ミレニアム・サミットで定められ、環境の持続性や貧困・飢餓の解消など8つの目標に焦点を当てていました。

これらの目標に対する取り組みは2015年を期限としており、その成果は多くの分野で大きな進展を見せましたが、すべての課題が解決されたわけではありません。
新たな課題も明らかになり、より包括的な対応が必要とされるようになりました。

SDGsは、これらの経験を踏まえ、環境、貧困、ジェンダー平等など、より幅広い分野をカバーする17の目標を設定し、2030年までの達成を目指しています。

MDGsが2000~2015年の取り組みであったため、SDGsもそれにならって2030年を期限にしているのです。

□SDGs達成度は?日本はどう?

新型コロナウイルスの流行やウクライナでの戦争など、直近の危機がSDGsの達成度に影響を与えています。

2020年以降、SDGs達成度は伸び悩み、各国は短期的な課題と中長期的な目標のバランスを模索しています。
2022年の評価では、SDGs達成度は欧州が引き続き高いランキングを維持している一方、GDPの上位国ではアメリカや中国が低い順位に留まっています。

特にフィンランド、デンマーク、スウェーデンが好調です。

日本は19位と過去最低の結果になりましたが、アジア圏では依然としてトップの位置にあります。
しかし、日本は、特定の目標に対する取り組みが課題となり、ランキングが下がっています。

ただ、日本もSDGsに対して何も施策を講じていないわけではありません。
例えば、ジャパンSDGsアワードでは、企業や各種団体、地方自治体などによる積極的な取り組みを後押ししています。

新型コロナウイルスの影響や国際情勢の不安定性を乗り越え、SDGs達成に向けて再び勢いを取り戻すことが求められています。
各国の取り組みや国際協力の強化が、達成に向けた鍵となるでしょう。

□まとめ

SDGsの目標は、2030年という期限内に、環境、貧困、ジェンダー平等など、幅広い分野での持続可能な開発を実現することを目指しています。
日本でもSDGsに向けた取り組みが推進されつつありますが、GDPの規模を考えるとまだ十分とは言えません。
今後の取り組みが、重要になりそうです。

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