続6 印刷工場探検隊!

て、今までは印刷機の周辺を探検してきたわけだけど(脱線もしてた気が・・・)

今回は加工現場を探検します。

 


印刷された印刷物を製品(商品)にする現場! それが加工現場です。

 

そこで一番活躍するのが、断裁機といわれる機械です。

 

チラシなど様々な印刷物はJIS規格にのっとってA4サイズやB5サイズなどお客様の希望のサイズに仕上げることになります。(お客様の指定で変形サイズの場合もありますね)

 

その際に紙をカットする作業が必要になってきます。

 

一般事務でのカッターやハサミが進化して、何枚かを挟んでカッターを引くだけでカットするペーパーカッターがありますよね。

 

それが更に進化して、強力になった機械と思ってもらえばいいです。

 

断裁機.jpg






















 

ただ、違うのはカッターの刃というイメージではなく、物凄く大きな包丁の刃が落ちてくるというイメージです。

 

突然なんですが紙って1枚だけ持つと、軽いイメージですよね。折り紙では紙飛行機で飛ぶぐらいですから・・・

でも、わたしの感覚では紙って重いイメージです。作業などで扱っている量や大きさが違うからでしょうね。

 

紙を何枚も重ねると物凄く重くて、物凄く強くて硬いものに変わります。

考えてみれば、雑誌の状態を引き裂くことは難しいですよね・・・

紙揃機.jpg

 




印刷加工現場では何百枚もの紙を一度にカットしないと、作業が進まないです。

つまり何百枚も重なった強靭な紙を切るには、機械もそれに耐えられる強い歯と馬力がないとダメなんです。

 

断裁機には多くの紙を切るという役割と、何ミリで切るのか?ということに対応するための定規的な役割を持っています。

 

A4サイズなら297*210mmに正確にカットしないといけないですよね! 毎回定規で測っていたら大変な話しですので、断裁機がもっているコンピュータで、数値を入力すればガイドが動くという仕組みです。


 

すごく簡単に説明していますが、紙を切るだけなら意外と誰でも出来たりするんですが、スタッフの教育で一番難しいのが・・・

 

1)用紙を切る順番の知識・・・これが理解できないと最後でどこをきれば良いのか分からなくなるんです。

 

2)紙を揃える技術・・・これが出来ないと仕上りがガタガタになったりします。


 

この2つです。 この知識と技術を伝えるのが難しくて・・・(汗)

 

最近はコンピュータが発達して断裁順を指示してくれたり、全自動で断裁するようになってきたりしていますので、本当にすごい時代になったもんです。



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続 印刷工場探検 ~用紙についてのおまけ~

印刷工場探検隊!用紙についてのおまけ

 

つい先日、『いま、私が持っている、この紙は何㎏の紙なんだ?』という問い合わせを頂きました。用紙を選ぶ時のお話しを前回の探検の際にしましたが、用紙が包装されている状態の時は〇〇kgとラベルが貼ってあるから分かりますよね!

でも! お客様がこの紙は何kgの紙かなんて分かりにくいですよね・・・

 

イメージしてみて下さい。今、手元にある印刷物と同じものを作りたいときに、紙の厚みが分からず印刷会社さんに頼んで、違う厚みの用紙で出来上がるなんてことがないようにしたいですよね。(こういった所は、各印刷会社さんがフォローすべき所だと思いますが・・・)

 

話しを戻して、『この紙は何kgか?』を調べる方法は3つです。

 

1つ目は、職人さんが紙を触ると、これは90kgだ!と言い当てます。まさに経験と知識のなせる業ですね。でもこれはお客様には出来ないですね。
























2つ目は、マイクロゲージで厚みを量るという方法です。用紙は1mm以下というのが当たり前ですよね。1mm以下の長さを計るゲージとして印刷屋さんが持っているものです。

ゲージ.jpgのサムネール画像のサムネール画像

でも、これもお客様が持っていることはあまりないですね。

 



3つ目の方法は、重さで判断するという方法です。

そもそも用紙は〇〇kgという標記ですから、重さという視点でいくのは間違っていません。でも・・・用紙の大きさで重さも変わる!(当たり前)

 

そこで、これから紹介する一覧を参考にしてみて下さい。用紙が上質紙であったり、特殊紙であったりでも変わるので、今回は印刷屋さんドットコムのメイン用紙であるコート紙を紹介しておきます。一度皆さんもお手元の用紙を量ってみてはいかがでしょう。

 

A4サイズ 

コート 73kg 1枚あたり 約 5.0g 

コート 90kg 1枚あたり 約 6.5g 

コート110kg 1枚あたり 約 8.0g 

コート135kg 1枚あたり 約 9.5g 

 

A3サイズの場合は倍の重さで、A5サイズの場合は半分の重さだね!

 

 

B4サイズ 

コート 73kg 1枚あたり 約 8.0g 

コート 90kg 1枚あたり 約 9.5g 

コート110kg 1枚あたり 約 12.0g 

コート135kg 1枚あたり 約
14.5g

 

B3サイズの場合は倍の重さで、B5サイズの場合は半分の重さだね!


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続 印刷工場探検

さて印刷屋さんはなにに印刷するの?と聞かれれば真っ先に答えるのが『紙』ですよね。

印刷屋さんドットコムでも当然、紙に対して印刷することが大半です。あと、印刷屋さんドットコムでのオススメ商品でもあるクリアファイル印刷は紙ではなくPPシート(ポリプロピレン)に印刷するので、これは紙とは違うね。

 

ということで、今回の印刷工場探検隊は紙についてのお話です。

 

印刷屋さんドットコムでの一番使う用紙は、コート紙です。よくチラシ・リーフレットなどに使われる光沢紙ですね!これは上質紙に塗工してつくられているんですよ。

このコート紙は印刷の発色が良いことから、カラー印刷に適しています。

 

紙についての説明は、意外と分かりにくいのでまた改めてしたいとは思うのですが・・・

紙3.jpg






















とりあえず、大きな紙に色んなお客様の印刷物を一緒に印刷する方法をとります。これを面付け作業といいます。あとはこの大きな紙をお客様のご希望の大きさに断裁していくことになります。

 

大きな紙の分類としては、

1)コート紙

2)マットコート紙

3)上質紙


という感じでしょうか。正確にはもっといろんな紙があるんだけど、世に出回っている用紙としては、3点が主流ですね。

 

さて、印刷をする時の『紙を選ぶ』際に重要な要素はなんだろう?

1番に大事なのは、①紙の種類(コート紙?・上質紙?・色上質紙?・特殊紙?)ですね。お客様がコート紙での印刷物が欲しいのに、色上質紙で印刷するわけにはいきませんもんね!

 

次は②紙の大きさです。紙には規格があって、四六版や菊判など大きさの違いで呼び名が変わっています。A4とかB5というサイズも大きさを表す規格ですよね!

 

そして、紙の大きさとの関係性もあるのですが、③紙の厚さも重要な要素ですよね。ハガキなんかは厚い紙をつかいますよね。でも薄いチラシの紙で印刷してお届けしたら怒られちゃいますね・・・

印刷の時に『紙を選ぶ』重要な要素はこの3点です。最後に加えるのは、④紙の目です。紙には目があって私たちを睨んでるんです。なんてことはないんですが、紙は元々、パルプなどが原料で作られているんですが、その繊維の走っている方向が紙の目ということです。

紙の目に逆らって折ったりすると、仕上りが悪くなるので最後の製品の仕上がりを理解してから紙を選ぶことが重要になります。

 

一般の用紙以外でよく使われるのは、ユポなどの合成紙やアルミ蒸着紙、ファンシーペーパーなんかもよく使いますね。

こんな特殊な紙に有効なのがUV印刷というわけです。

印刷屋さんドットコムではこういった素材にも対応可能なので、一度問い合わせしてみて下さい。







 

紙4.jpg
紙5.jpg

 







詳しくは、印刷屋さんドットコムウェブサイトの『資料請求』をお試し下さい。


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取り扱い用紙の種類について

紙にも色々種類はありますが、用紙についておおまかにご説明させていただきます。

コート紙 微光沢のある紙
マットコート紙 コート紙よりも光沢を抑えた紙
上質紙 コピー紙に近い紙
色上質紙 色のついた上質紙 クリーム
アサギ
ウグイス
ケント紙 コピー紙を厚くしたような艶のない紙
ミラーケント紙 表面は超光沢で裏面はケント紙
ヴァンヌーボFナチュラル 表面にざらつきがあり、高級感のある紙
※アラベールよりも薄いクリームです
淡い
クリーム
ヴァンヌーボVGスノーホワイト 表面にざらつきがあり、高級感のある紙
アラベール 表面にざらつきがあり、高級感のある紙
※ヴァンヌーボーナチュラルよりも艶のない仕上がりとなります
薄い
クリーム
Mr.B(ミスタービー) 表面にざらつきがあり、高級感のある紙
マシュマロCoC 家庭用プリンターで印字可能な紙
両ザラクラフト 包装紙や紙袋に使われる木目調の紙 濃茶
オリンパスクラフト 両ザラクラフトよりも薄い色の木目調の紙 薄茶
FGSニューユポ 水や油に強い敗れにくい合成紙

この様な感じですが、まだまだ種類はありますので、追ってご説明させていただきたいと思います。
この中に含まれない用紙をご希望の際には、お問い合わせいただければ対応は可能かと思われますので、ご検討くださいませ。

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パンフ・チラシ・フライヤー印刷 A4クリアファイル印刷
折加工がついた折パンフレット印刷 安くて早いオンデマンド印刷

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注文方法が動画で確認できるようになりました

夏季休暇も終わり、お仕事モードに切り替えなくてはいけませんが如何でしょうか(^^;
さて、印刷屋さんドットコムでは「解り難い」とお声をいただいておりました「注文方法」を、動画でご紹介しております。

当社ホームページ左側の 初めての方はこちら をクリックしてみてください。

【注文方法】

1_1.用紙・プランを指定する方法

1_2.オプションを指定する方法

1_3.ユーザー登録方法

1_4.注文確定方法

【データを送る方法】

2_1.注文確定画面から送る方法
   (マイページから送る方法)

2_2.TOPページから送る方法
   (「データ入稿はこちら」ボタンから送る方法)

現在は、上記の6項目について動画でご説明させていただいておりますが、順次増やしていきたいと思っております。
文字で説明されるよりは、断然わかりやすいのでは・・?
と、期待しているところです(^^;

どうぞ、今後をご期待くださいませ。

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プリンターで印字できるUV印刷 パンフ・チラシ・フライヤー印刷
折加工がついた折パンフレット印刷 安くて早いオンデマンド印刷

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