「少し変わったチラシを作りたい!」
「印象に残るノベルティを配りたい!」
そういった思いから、型抜き印刷を依頼されるお客様が多くいらっしゃいます。
では実際、型抜き印刷は、依頼してからどういった流れで私たちの手元に届くのでしょう?
そこで今回は、わかりやすく型抜き印刷の流れをご説明します。
□注文から加工開始まで
主にインターネットを通じてお客様と工場が話し合い、注文が決まります。
*見積もり
「紙のチラシをハート型にくり抜いたものが1000枚欲しいんですけど…」
「それでしたら○○円くらいになりますね」
「払えそう!じゃあそれでお願いします」
何枚型抜きをするのか、どんな紙を使うのか、などをお客様が指定し、工場が大体の料金をお知らせします。
*デザインデータをチェックする
「パソコンで送った感じの出来上がりにしてほしいです!」
「わかりました!では、こちらのデザインで確定しますね」
お客様が、Illustrator、Photoshopなどのソフトを使ってデザインをします。
工場と話し合って修正が入ることもあります。
*確定!
「確認しますね、こちらのデザインをハートにくりぬいた紙のチラシを1000枚作成します。1週間後にお届けいたしますがよろしいですか?」
「はい!」
注文内容を確認し、お届けの日にちをお伝えします。
□加工開始からお届けまで
工場で本格加工が始まります。
*印刷
指定の紙に、お客様のデザインをきれいに印刷します。
まだ型は抜かれていません。
印刷は機械で行いますが、人の手でしっかり調整・確認しています。
*型作り
ここが正念場です。
鋼でできた刃物を加工し、好きな形に曲げて型を作ります。
この刃物の形の通りに紙が切れるので、一ミリの違いもないように丁寧に加工します。
*型抜き・裁断
印刷した紙の上から、刃物をストンとおろして型を抜きます。
また、余分な白い紙を切り取る作業も行います(型抜きの前にすることもあります)。
これで、お客様の希望通りに型抜きが完成しました。
*お届け
チラシが注文通りに届きます。
大量に印刷するときは、先に100部ほどサンプルが送られ、お客様からのOKが出たら本格的に印刷・型抜きを開始する場合もあります。
□まとめ
私たちは工場に行けるわけではないので、色のこだわりやお届けのタイミングなど、細かいところまでお願いできるのは、注文の確定のお知らせを受ける前までです。
質問できることは全て質問して相談できるように準備をしておきましょう。