名刺を型抜き印刷にしようとお考えではないでしょうか。
型抜き印刷を業者に依頼する場合にしても、
「出来上がりが思っていたものと違った」
となるのは避けたいですよね。
そこで、今回は型抜き印刷で名刺を作る際の注意点をご紹介いたします。
是非、参考にしてみてください。
□名刺を型抜き印刷にする際の注意点
名刺の型抜き印刷を業者に依頼する際には、パスデータの作成を自分で行わなければなりません。
そこで、ここでは型抜きデータを作る際の注意点をご紹介します。
*パスはクローズパス指定にする
切れ込み加工をする以外はクローズパス指定を行ってください。
それは、型抜きをする際にパスに隙間があっては型抜きできないからです。
当たり前のことですが、きちんと確認してデータを業者に渡しましょう。
*思った通りのデザインにならない可能性がある
業者に提出したデザイン通りに絶対に型抜きされる、というわけではありません。
自分が思った通りのデザインにならない可能性があることを考慮する必要性があります。
例えば、角や切れ込みは、丸くなってしまうこともあります。
どうしてもそれが嫌だと思われる方はデザインを変更されることをおすすめいたします。
*穴の直径は6mm以上に
穴があいているデザインにしたい時には、穴の直径は6mm以上にしてください。
業者によってこの大きさには誤差があるとは思いますので、業者ごとの指定のサイズを訪ねて確認する必要性がありそうですね。
*ずれが発生する可能性がある
型抜きをした際に1mm~3mm程度のずれが発生する可能性があります。
3mm程度のズレを考慮した上で、デザインを作ることをおすすめします。
また、同じように文字もずれる恐れがあります。
切れて困るような文字やロゴは型抜きラインからできるだけ離れた位置に配置することがよいと思います。
*両面を合わせる
名刺の多くは両面印刷ではないでしょうか。
いざ型抜き印刷してみて、片面は形通りなのに、もう片面はずれている、なんてことにはなりたくないですよね。
デザインを作る段階から、型抜ラインを両面で合わせてみてください。
□まとめ
今回は型抜き印刷で名刺を作る際の注意点をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。
データを作るだけでも細かい注意点が何個もありましたね。
面倒だなと思われる方がいらっしゃると思いますが、これさえ守ればちゃんと作ることができると思います。
是非、この記事を参考にして名刺を作ってみてはいかがでしょうか。