オフセット印刷について知っていますか?チラシの印刷を検討中の方は注目!

オフセット印刷について聞いたことはあるけれど詳しくは知らないという方は多いのではないでしょうか。
チラシの印刷を検討している方は特に耳にする機会も多いでしょう。
今回はオフセット印刷について解説します。

□オフセット印刷とは

主な印刷方法にオフセット印刷とオンデマンド印刷があります。
それぞれについて解説していきます。

*オフセット印刷

オフセット印刷とは平版印刷のうちの1つで、画像や色を再現する力に優れています。
そのため、品質を求められる場合や、大部数の印刷に向いている印刷方法だと言えるでしょう。
オフセット印刷は商業用印刷機で多く取り入れられています。
また、品質の良さから美術印刷にも向いています。
コスト面では、少部数であれば割高になりますが、大部数の印刷であるほどお得になるため、なるべく多くの部数を発注すると良いでしょう。

*オンデマンド印刷

オフセット印刷と比較される印刷方法として、オンデマンド印刷があります。
オンデマンド印刷とは、版を使わずにデータを直接印刷する方法です。
こちらは、スピードに優れているため、少部数での印刷に向いています。
複数のデータを1度に大量に印刷したい場合はオンデマンド印刷が向いているでしょう。
欠点としては、色合いが不安定な場合や、グラデーションなどがある場合に、印刷にムラがでる可能性があることです。

□オフセット印刷のデータ作成時の注意点

オフセット印刷を利用する際のデータ作成の注意点としてカラーモードに注意するということが挙げられます。

カラーモードにはCMYKとRGBがあります。
CMYKとはシアン、マゼンタ、イエロー、キープレートから3原色と黒からなるもので、多くのカラー印刷で取り入れられているシステムです。

一方、RGBとは赤、緑、青の3つの原色からなるカラーモードで、液晶やモニターで使用されています。
このRGBとCMYKを混ぜて考えると失敗に繋がるため注意しましょう。

もし、RGBでデザインデータを作成をした場合は、印刷時にCMYKで印刷されるため、デザインした際の色合いとは異なった印刷になる可能性があります。
これはRGBの方が色のレパートリーが豊富で、印刷時のインクでは対応しきれないために起きる現象です。

デザインのイメージをそのまま印刷したい場合は、データ作成する時点でCMYKにするか、RGBのデータをCMYKに変換すると良いでしょう。

□まとめ

今回がオフセット印刷について解説しました。
オフセット印刷とオンデマンド印刷のそれぞれの特徴を知っておけば、場面に応じて使い分けられますよ。
ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。

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