コロナウイルスの流行にともない、世間の細菌に対する意識は高まっています。
環境に配慮した商品をつくりたい方には、抗菌印刷が非常におすすめです。
抗菌印刷を利用すると、衛生的な印刷物がつくれ、企業のイメージアップにもつながるでしょう。
そこで今回の記事では、抗菌印刷の加工方法や適用例について解説します。
□抗菌印刷の加工方法とは?
抗菌印刷とは、印刷面の表面に抗菌作用のあるニスをコーティングする加工方法です。
表面の抗菌ニスが剥がれない限りは、抗菌効果が長時間持続するでしょう。
さらに、抗菌剤の入ったニスは、印刷物の光沢を増す役割もあります。
PP加工と併用すると、抗菌効果がなくなるため注意しましょう。
抗菌加工された印刷物の正しい扱い方についても解説します。
抗菌加工がされた印刷物は、清潔に保つ必要があります。
表面が汚染物で覆われていると、抗菌効果が十分に発揮されないため注意しましょう。
抗菌加工がされているから、汚れても大丈夫と考えてはいけません。
また抗菌印刷の商品は、常在菌と共存共栄します。
抗菌は細菌の増殖を抑制することを意味し、他の最近を死滅させるものではありません。
そのため、肌の常在菌に対する作用はありませんし、自然界の微生物に影響を及ぼすこともないでしょう。
□抗菌印刷の適用例を紹介!
抗菌印刷の適用例を4つ紹介します。
コロナ対策に抗菌印刷を利用される方は、ぜひ参考にしてみてください。
1つ目の適用例は、商品パッケージです。
商品パッケージには、流通段階や店頭に並ぶ際に不特定多数の人の手に触れます。
そのため、抗菌印刷の適用が最も望まれるものの1つといえるでしょう。
2つ目は、書籍や雑誌です。
書店だけでなく、図書館や病院の待合室でも多くの人の手に触れるため、抗菌印刷がよく使用されます。
例えば、朝日新聞社が発行する週刊朝日の表面には、抗菌加工がされています。
また、幼児向けの絵本や学校の教科書にも、抗菌印刷が好まれるでしょう。
3つ目は、飲食店のメニューやランチョンマットです。
飲食店には多くの人が集まるため、清潔感や安心感が求められます。
その中でもメニューやランチョンマットは、お客様の手に直接触れる機会が多いため、抗菌印刷を行うと好印象が与えられるでしょう。
□まとめ
抗菌印刷の加工方法や適用例について解説しました。
抗菌印刷の商品は、表面の細菌の増殖を防げるため、安全性が非常に高いです。
企業のイメージアップにも使えるため、商品パッケージや飲食店のメニューにぜひ活用してみてください。
コロナ対策に抗菌印刷をお考えの方は、当社にお問い合わせください。