SDGsについて生活する中で知っている人は多いかもしれません。
しかし企業がSDGsについて取り組むと企業の印象が上がるというメリットがある一方でデメリットもあると言います。
この記事ではSDGsについて企業が取り組むメリットとデメリットについて述べていきたいと思います。
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□SDGsに企業が取り組むメリットとは
SDGsに企業が取り組むメリットとして主に3つの観点から解説していきます。
まず経済面に関してですが、売上、利益の向上が挙げられます。
これは社会や環境に関しての問題点を解決するような新事業への参入や新製品の開発によって売上や利益がアップするというものです。
またSDGsの取り組みによって社会的な地位を得て、社会環境に優しい会社として信用度が増して、売上や利益の向上が期待できます。
次に環境面に関してですが、SDGsについて取り組むことによって、電気やガスなどのエネルギーの使用量を削減できたり、水の使用量を削減できたりします。
また資源や廃棄物の使用量を削減して再利用再使用を行ったり、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を削減できるというメリットがあります。
さらに社会に関して、企業の信用度が向上する、地域貢献ができる、経営の方向性を正すことができる、社員のやる気、忠誠心が向上する、人材不足が解消するといったメリットがあります。
特に社会の信用度向上については社会や環境に対して優しい経営をアピールすることで様々な利害関係者からの信用を得られます。
また人材不足の解消という点については働きがいがあり、人間らしい職場を提供することで社員の離職率を減らせます。
さらには対外に良い職場であることを示し、雇用を容易にするという効果もあります。
□SDGsに企業が取り組むデメリットとは
SDGsに企業が取り組むデメリットを解説していきます。
まず従業員に手間や負担がかかるということが挙げられます。
これはSDGsによって会社の価値を高めようとするとSDGsの取り組みに時間を費やす必要が出てきます。
しかし中小企業の現状では働き方改革が求められ、労働時間を短くする必要が出てきているという状況においてSDGsへの取り組みに時間を費やすというのが難しいというのが現状であります。
またコストが発生するというのも挙げられます。
SDGsの取り組み推進には新規事業への取り組みや環境に配慮した商品や製品の購入、さらには社員向けの待遇改善などに基づくコストが発生します。
そしてそれがコストと捉えられることも少なくありません。
以上のようにSDGsに対する取り組みついて様々なデメリットも生じています。
□まとめ
ここまでSDGsのメリットとデメリットについて述べました。
SDGsに対して企業が取り組むのはメリットとデメリットがある一方でそれに取り組む企業が一社でも多くなることでSDGsの達成に近づくこともまた事実です。
デメリットはあるもののそれでもSDGsの達成を目指す企業が一社でも多くなることが重要です。