SDGsは何年までに達成すれば良い?SDGsの概要と日本の状況について解説!

SDGsは何年までに達成すべきなのかご存じでしょうか。
結論から言うと2030年までに達成するべき目標として掲げられています。
SDGsの認知率は確実に上昇していますが、具体的な目標の中身を知らない方も多いでしょう。
今回は、SDGsの概要と日本の状況についてご紹介します。

□SDGsの概要について

SDGsとは「Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)を略したものです。
2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」で決められ、世界で協力して取り組むべき目標となりました。

このサミットではアジェンダが採択されています。
これは持続可能な社会の実現に向けて定められた長期的な指針を示したものです。
そのために、2030年を期限として定められたのがSDGsです。
SDGsは17の目標と169のターゲットで構成されています。

17の目標には男女の平等、貧困、気候変動、経済成長など幅広い分野にわたる課題が挙げられています。
中には、耳にしたことがある項目も存在するでしょう。
また、1つの目標が複数の目標につながっていることもあります。

そして、17の目標を実現するための具体的な施策が定められているのが169のターゲットです。
1つの目標につき、約10個のターゲットが設定されており、いつまでに何をすべきなのかが具体的に記されています。

□日本のSDGsの状況とは?

日本のSDGs達成度は年々ランキングが下がっており、2022年では19位となっています。
また、17個の目標のうち日本が達成した項目はわずか3つです。
加えて、6つの目標においては達成率が最も低い評価となっています。
今後、さらにSDGsへの取り組みを積極的に行っていく必要があると言えるでしょう。

日本では2015年に国連でSDGsが採択されたことを受け、取り組みを促進するためのSDGs推進本部が設置されました。
そして年に2回、会合が開催されており、日本独自の方針を決定しています。

取り組みとしては、国や自治体が行っているものと、企業が行っているものがあります。
国や自治体は方針を定め、優れた企業を表彰し、補助金を給付する制度を設けたりしています。
一方で企業は幅広い人材を対象にした就労プログラムや新しい素材の開発などを行っています。

□まとめ

今回は、SDGsの概要と日本の状況についてご紹介しました。
SDGsは17の目標と具体的な169のターゲットで構成されており、2030年までに達成すべき目標です。
日本でも今後はさらに積極的に取り組んでいくことが重要でしょう。

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