SDGsには矛盾している部分がある?胡散臭いと感じてしまう理由も併せて解説!

近年、メディアでもよく取り上げられているSDGsですが、批判的な意見を持っている方もいらっしゃるでしょう。
実際、有識者の間でもSDGsを批判する方が存在し、問題点があるとされます。
そこで今回はSDGsの矛盾している部分と、胡散臭いと感じる理由についてご紹介します。

□SDGsの矛盾している部分とは?

以下ではSDGsの問題点として3つの批判ポイントをみていきます。

*SDGsが免罪符となりつつある

温暖化対策としてエコバッグを使ったり、プラスチックのストローを使わないようにしたりといった取り組みが行われていますが、これらの背景には問題点があります。

それは、これらの取り組みをすることで温暖化対策をしていると思い込み、大きなアクションを起こさないようになることです。
つまり、SDGsを免罪符のように感じてしまうということです。

*SDGsをなぞっても気候変動は止まらない

この問題点は、多くの科学者や研究者が指摘し始めていることです。
彼らは経済成長と二酸化炭素の削減、気候変動を止めることは現在のペースでは両立できないと指摘しています。
つまり、無限成長を追い求める資本主義というシステム自体を見直さない限り、気候変動の問題は解決できないということです。

*SDGsウォッシュ

SDGsウォッシュとはSDGsに取り組んでいるように見えて、実態が伴っていないビジネスを指しています。
現在、このSDGsウォッシュが多発していることが問題点とされています。
例えば、大企業による石炭火力への融資が挙げられます。
表向きではSDGsに取り組んでいるとしつつ、実際には石油火力に注力しているのは矛盾しているとされます。

この問題を解決するために、国連や政府は罰則を強化することも重要です。
また、SDGsの目標達成に取り組むことが企業や団体の利益につながるような仕組みを作る必要もあるでしょう。

□SDGsが胡散臭いと感じる理由

1つ目は目標が極端であることです。
目標には極端な表現が多く用いられています。
現実味を帯びておらず、綺麗事だと感じる方もいらっしゃるでしょう。

2つ目はメディアの過剰な報道です。
テレビや新聞などでSDGsが多く取り上げられていますが、過剰だと感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、SDGsが普及しているのは日本だけではありません。
むしろ認知率は他の国と比べて圧倒的に低くなっています。
従って日本はSDGsについてもっと理解する必要があります。

□まとめ

今回はSDGsの矛盾している部分と、胡散臭いと感じてしまう理由についてご紹介しました。
SDGsには矛盾している部分があると指摘する研究者や科学者もいます。
批判的な意見があるのも事実ですが、目標達成に向けて積極的に取り組んでいくことが大切でしょう。

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