日本のSDGs達成状況とは?今後の課題についても解説します!

SDGsという言葉を耳にしたことがある方はほとんどだと思います。
SDGsについて、政府を中心にさまざまな取り組みが行われていますが、日本のSDGsの現状はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、SDGsとは何かと、日本のSDGsの達成状況について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□SDGsとは何か?

そもそもSDGsとは、17の目標と169のターゲットから成る持続可能な開発目標のことです。
2015年の9月に国連で採択されたSDGsは、2030年までの目標達成を目指しています。
17の目標は、経済・社会・環境にまたがっており、この3分野に関する取り組みが現在行われています。
また、「誰一人取り残さない」を基本的な理念としており、世界全体での目標達成が大切とされています。

□日本のSDGsの達成状況をご紹介!

SDGs報告書2022によると、2022年度における日本のSDGs達成度は、163ヶ国中19位となっています。
しかし、日本のSDGs達成度の順位は年々下がってきている傾向があるため、今後も急激に達成度が上がる可能性は低いでしょう。

では、日本のSDGsは何が課題なのでしょうか。
以下より、日本でSDGsの達成度が課題となっている目標を3つ紹介します。

1つ目は、「ジェンダー平等を実現しよう」です。
日本のジェンダー平等に関して、最も深刻なのが国会における女性議員の割合です。
また、男女の正規雇用の割合や賃金についても課題が残ります。

2つ目は、「つくる責任つかう責任」です。
この目標で問題となっているのは、プラスチックゴミの輸出量です。
日本は世界でも有数のプラスチックゴミ輸出国であり、これまでは資源という名目でアジア諸国に輸出してきました。

しかし、2019年のバーゼル条約以降は、輸出を行う際、輸出相手国からの同意も必要になったので、今後はプラスチックの代替品となるものについて考える必要があります。

3つ目は、「気候変動に具体的な対策を」です。
この目標では、二酸化炭素の排出量が深刻とされています。
日本は2018年の段階で既に、二酸化炭素排出量において世界第5位になっており、まだまだ課題が残っています。

このことから政府は、2013年比で温室効果ガスの排出削減目標をマイナス46パーセントからマイナス50パーセントに達成するように宣言しました。

□まとめ

今回は、SDGsとは何かと、日本のSDGsの達成状況について紹介しました。
日本のSDGsの達成度にはまだまだ課題が残ります。
そのため、私たち一人一人の行動が日本がSDGsを達成するために重要になります。
この記事が少しでもお役立てば幸いです。

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