日本のSDGsの達成度とは?今後の課題について解説します!

国連では、SDGsの達成度が国別に発表されます。
その順位において、日本がどのくらいの順位なのかご存知でしょうか。
実は、現在の日本の順位は世界に比べてあまり高くないのです。

今回は、日本のSDGs達成度や今後の日本の課題について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□現在の日本のSDGs達成度

国連の研究組織が発表した「持続可能な開発レポート2022」では、国別のSDGs目標の達成度に関する順位やスコアが公表されました。
その中で、日本は2021年の18位から1つランクを落として、19位になりました。

日本以外の国では、1位がフィンランド、2位がデンマーク、3位スウェーデンとなっており、上位は北欧の国が占めていることがわかります。
その他の順位を見ても、ヨーロッパ諸国においてSDGsに対する取り組みが熱心に行われていることが見て取れます。

日本は、目標4の「質の高い教育をみんなに」や、目標9の「産業と技術革新の基盤をつくろう」などでは目標達成と評価されています。

しかし、目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」や、目標13の「気候変動に具体的な対策を」などは主要な課題とされています。
また、日本は地球の自然環境の持続可能性に関する目標が主要な課題とされていることが目立っています。

□今後の日本の課題とは?

ここからは、SDGsにおける今後の日本の課題について解説していきます。

まず、先ほども紹介した目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」においての課題です。
これは、女性が社会で活躍できるように差別や暴力をなくしていくことを目指すものとして位置付けられています。
この目標において日本は156カ国中99位という低い順位でした。

現在日本の企業では、女性の就業者数は男性とあまり変わりありませんが、非正規雇用労働者に占める女性の割合は男性に対して30パーセント程度高くなっています。
このことからわかるように、現在の日本の社会ではまだまだ男女間の格差があるのです。

次に、目標13の「気候変動に具体的な対策を」においての課題です。
この目標でも、日本の順位は83位と低くなっています。

防災白書によると、日本の平均気温は21世紀末の時点で4.5度上昇すると予測されています。
また、その結果農作物の収穫量や魚の漁獲量にも影響が出る可能性が高いため、早急に改善することが求められています。

□まとめ

今回の記事では、日本のSDGs達成度や今後の日本の課題について解説しました。
今後の日本には、ジェンダー平等や自然環境を守っていくことなどが求められるということがわかったのではないでしょうか。
何か気になることがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。

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