普及率が高まってきた紙ストローのメリットとデメリットとは?

最近、カフェやレストランで紙ストローを目にする機会が増えました。
コストや耐久性の面で考えると、紙ストローはプラスチックストローに劣っています。
では、紙ストローの普及率が高まっているのはなぜなのでしょうか。
今回は、紙ストローの特徴、そして紙ストローが苦手、という方に向けての対処法を紹介します。

□普及率が高まってきた紙ストローの特徴

紙ストローにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
紙ストローの1番のメリットは、環境に優しいことです。
プラスチックストローと違って紙ストローは分解が速く、リサイクルや焼却処分が可能です。

また、プラスチックの原料である原油の使用量を減らすことができ、資源の枯渇の抑制にもつながります。
日本では、プラスチックの有効利用率の80パーセント以上を焼却によって熱エネルギーとして回収しており、二酸化炭素を発生させています。
プラスチック製品が減少しその焼却量が少なくなることで、地球温暖化防止にもつながります。

一方、紙ストローにはデメリットもあります。
それは、使用感とコストです。
紙ストローの口当たりは独特で、長時間使用するとふやけてしまいます。
紙ストローが苦手、という方もいらっしゃるでしょう。
また、プラスチックストローよりもコストがかかります。

□紙ストローが苦手な方におすすめの対処法

紙ストローの独特な口当たりが苦手、という方に向け、3つの対処法を紹介します。

1つ目は、マイストローを携帯することです。
金属製やシリコン製、竹製など、様々な素材で作られたストローが販売されています。
それぞれの素材で口当たりや機能性に特徴があります。
購入するときは、口当たりや機能性に加え、煮沸消毒できるか、洗浄機器がついているかなどの手入れのしやすさも考慮しましょう。

2つ目は、ストローなしで飲むことです。
ストローなしで飲めるドリンクの場合は、ストローを抜いて飲む、というのも1つの方法でしょう。

3つ目は、飲む時以外はストローが飲料に浸らないようにすることです。
そうするとふやけるのを防げるため、不快感を多少は少なくできるはずです。

□まとめ

紙ストローは、プラスチックストローよりコストがかかり、使用感も少し劣りますが、環境のために今後はもっと普及していくでしょう。
紙ストローが苦手、という方は、マイストローの購入を検討する、ストローを飲む時以外はこまめに抜くようにするなど、今回紹介した対処法を試してみてください。

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