SDGs未来都市とはどのようなもの?選ばれるメリットは何かある?

皆さん、SDGsという言葉をご存じでしょうか。
テレビや学校、会社で見聞きする機会が増えたのではないかと思います。
SDGsに関する取り組みの1つに、「SDGs未来都市」というものがあります。
そこで今回は、SDGs未来都市とは何なのか、そしてSDGs未来都市に選ばれるメリットについて紹介します。

□SDGs未来都市とは?

SDGs未来都市は、地方創生を一層促進することを目的に、SDGsの目標達成のために向けた取り組みを提案する都市として、2018年度から最大30都市選定されています。
日本には、SDGs未来都市のほかに「環境モデル都市」、「環境未来都市」があります。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

環境モデル都市とは、地域資源を活用し、低炭素で持続可能な社会の実現に向け、高い目標を掲げて取り組む自治体です。
環境未来都市とは、上記の環境モデル都市の条件を満たし、さらに環境・社会・経済の3つの価値創造と実現を目指して取り組む自治体です。
SDGs未来都市とは、上記の環境未来都市の条件を満たし、さらに地方創生につながる「自治体SDGs」として地域のステークホルダーと連携し、SDGsの目標達成のために戦略的な取り組みを行う自治体です。

SDGs未来都市は、その地域で生活している人だけでなく、地域とのかかわりを持つ企業や団体と連携してSDGsに取り組む自治体だといえます。

□SDGs未来都市に選ばれるメリット

SDGs未来都市に選ばれると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、2つのメリットを紹介します。

*政府からのフォローを受け、スムーズに計画を進められる

SDGs未来都市に選ばれると、3年間の事業計画を策定し、その達成に向けた取り組みを行うことになります。
取り組みを進めるうえで、定期的な進捗評価で達成度や課題を明確にし、政府からのアドバイスを受けることができます。
各省庁の専門家からのアドバイスを受けられるので、より効果のある、スムーズな取り組みができるでしょう。

*外部からの関心が高まる

SDGs未来都市に選ばれると、露出機会や取り組み内容の発信機会が増加します。
そのため、自治体や、ともに取り組みを行う企業や団体への注目が集まり、新たなビジネスチャンスの創出につながる可能性があります。
その結果、SDGsの目標達成へのスピードを加速させられるでしょう。

□まとめ

SDGs未来都市は、地域に関係するすべての人や企業、団体が一丸となってSDGsの目標達成に向けて取り組む自治体のことです。
選ばれることで、よりSDGs達成へのスピードを加速させることができます。
将来性や独自性を意識し、SDGs未来都市に選ばれるような自治体を目指しましょう。

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