日本のSDGsの進捗状況は?政府による取り組みご紹介!

SDGsの達成目標である2030年まであと7年という、折り返しを迎えました。
では、現在日本ではどのくらい目標が達成されていて、まだ課題が残る目標はいくつあるのでしょうか。
今回は、日本のSDGsの目標達成に向けた進捗状況、そして政府が目標達成に向けて行っている取り組みについて紹介します。

□日本におけるSDGsの進捗状況

日本が達成済みだとされている目標は以下の3つです。

・質の高い教育をみんなに
・産業と技術革新の基盤をつくろう
・平和と公正をすべての人に

一方で、深刻な課題があるとされている目標は以下の6つです。

・ジェンダー平等を実現しよう
・つくる責任、つかう責任
・気候変動に具体的な対策を
・海の豊かさを守ろう
・陸の豊かさも守ろう
・パートナーシップで目標を達成しよう

これらの6つの目標が深刻な課題がある、という評価を受けたのは、日本の国会における女性議員の割合の低さ、プラスチックごみの輸出量、温室効果ガスの排出量などが原因となっています。

□政府によるSDGsに対する取り組みとは?

では、政府はどのような取り組みを行っているのでしょうか。
4つの分野に関する紹介します。

1つ目は、人間の安全保障に関する取り組みです。
日本は、1999年に国連で「人間の安全保障基金」を設立しました。
貧困や紛争、感染症問題の解決のために、日本は2018年までに96の国や地域で248の支援を行い、2019年末までに累計約470億円を支出しました。

2つ目は、防災に関する取り組みです。
国際的な防災戦略の議論を目的とした国連防災世界会議を3回開催しました。
第3回の開催である2015年には、2030年までの国際的な防災の取り組み指針として仙台防災枠組2015-2030が採択されました。

3つ目は、保健に関する取り組みです。
2015年に決定された健康・医療戦略推進本部で平和と健康のための基本方針を受け、公衆衛生危機や災害に強い社会の実現に向けた取り組みを行っています。

4つ目は、人権に関する取り組みです。
ビジネスと人権に関する指導原則の策定を受け、日本でもビジネスと人権に関する行動計画の策定が行われています。

□まとめ

日本では、いまだ6つの目標について深刻な課題がある、とされています。
私たちが日々の生活でプラスチックごみの削減を意識したり、CO2の削減を意識したりして行動することで、少しは課題解決につながっていくのではないでしょうか。
2030年まで残りわずかしかありません。
一度、SDGsの目標達成のために自分にできることはないか、考えてみましょう。

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