中綴じ印刷は、冊子やカタログ、雑誌など、様々な印刷物で用いられる一般的な製本方法です。
しかし、印刷初心者の方にとっては、「中綴じ印刷ってどんな製本方法なのだろう」、「メリットやデメリットはあるのだろうか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中綴じ印刷のメリットとデメリットを解説します。
□中綴じ印刷とは?
中綴じ印刷とは、印刷した紙を2枚重ねて2つ折りし、折り目が付いた中心部分を針金や糸で綴じる製法です。
最も一般的な製本方法の一つで、ページ数が少なめの冊子やカタログ、週刊誌などに用いられています。
1:中綴じ印刷
中綴じ印刷は、製本方法の一つであり、印刷した紙を2枚重ねて2つ折りし、折り目が付いた中心部分を針金や糸で綴じる製法です。
2:用途
中綴じ印刷は、冊子やカタログ、雑誌など、様々な印刷物で用いられています。
特に、ページ数が少なめの印刷物によく用いられます。
3:種類
中綴じ印刷には、針金で綴じる「針金綴じ」と糸で綴じる「ミシン綴じ」の2種類があります。
「針金綴じ」は、冊子やカタログなどに多く用いられています。
一方、「ミシン綴じ」は、絵本やノートなどに多く用いられています。
□中綴じ印刷のメリットとデメリット
中綴じ印刷は、様々なメリットがある一方で、デメリットも存在します。
1:メリット
・両開きページが奥まで開くことができる
中綴じ印刷は、冊子の中心部分を綴じるため、両開きページを奥まで開けます。
そのため、商談やプレゼンで使用する資料や、カタログなど、内容をじっくりと見てもらいたい印刷物に適しています。
・比較的安いためコストパフォーマンスが良い
中綴じ印刷は、製本方法がシンプルで工数が少なく済むため、他の製本方法と比べてコストを抑えることができます。
そのため、コストパフォーマンスに優れた製本方法といえます。
特に、カタログや会社案内など、定期的に更新する必要がある印刷物にはおすすめです。
・デザインの自由度が高い
中綴じ印刷は、両開きページが奥まで開くことができるため、デザインの自由度が高いです。
左右のページで異なるデザインを取り入れたり、画像を大きく掲載したりと、読者の目を引くデザインを作成することができます。
2:デメリット
・ページ数が多いと製本できない
中綴じ印刷は、針金や糸で綴じるため、ページ数が多いと製本することができません。
一般的には64ページ以内でデザインされます。
ページ数が多い場合は、別の製本方法を検討する必要があります。
・小口がずれやすい
中綴じ印刷は、紙を重ねて二つ折りにし、折り目の部分を針金や糸で止めるため、冊子の外側である小口がずれやすいという特徴があります。
特に、ページ数が多い場合や、紙質が薄い場合に、小口がずれやすい傾向があります。
□まとめ
中綴じ印刷は、両開きページが奥まで開くことができる、コストパフォーマンスが良い、デザインの自由度が高いといったメリットがある一方、ページ数が多いと製本できない、小口がずれやすい、といったデメリットもあります。
中綴じ印刷を採用する際は、これらのメリットとデメリットを理解した上で、印刷物の内容や用途に合わせて最適な製本方法を選択することが大切です。
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