SDGsへの取り組みが企業にとってますます重要になっています。
多くの企業が、自社のサステナビリティへの取り組みを積極的にアピールしたいと考えているのではないでしょうか。
その際、SDGsロゴの活用は効果的な手段となりますが、正しい使用方法を理解していないと、かえって企業イメージを損なう可能性も。
SDGsロゴ掲載ガイドライン
ロゴ使用許諾の範囲
SDGsロゴの使用には、国連への申請が必要な場合と、不要な場合があります。
申請が必要となるのは、主に「資金調達目的」と「商業用途」です。
資金調達目的とは、SDGs支援活動の費用を賄うための資金調達を意図する場合を指します。
クラウドファンディングなどが該当します。
商業用途とは、営利企業による商業的または販促用商品・製品への使用です。
自社製品へのロゴ掲載や、販促物への使用などが該当し、参加費を徴収するイベントのチラシやバナーなども含まれます。
教科書などの印刷出版物も申請が必要です。
一方、申請が不要なのは「情報目的」です。
情報目的とは、非商業的で資金調達を意図しない使用、SDGsの普及啓発を目的とする使用です。
例えば、自社のSDGsへの取り組みを社内外に伝えるための資料や、SDGsを普及させるためのポスター作成などが該当します。
ホームページや名刺への掲載も、多くの場合、情報目的に該当すると考えられます。
ただし、ホームページや名刺を通じてビジネスにつなげることを意図する場合、商業用途と解釈される可能性もあるため、慎重な判断が必要です。
ロゴの正しい使用方法
SDGsロゴは、ダウンロードした状態から変更を加えることはできません。
色の変更、背景色の変更、ロゴの形の変更などはすべて禁止されています。
背景色は白かライトグレー(PMS: Cool Gray C1、R241 G241 B241、C4 M3 Y3 K0)のみ使用可能です。
また、ロゴの周囲には必ず余白(約2.25平方センチメートル)を確保する必要があります。
17個の目標を表すアイコンや、SDGsカラーホイールについても同様です。
色や形、配置位置を変更することはできません。
特にカラーホイールは、企業ロゴや他のイラストを挿入することも禁止されています。
ただし、国連との適切な連携を経て許可を得た特別なケースを除きます。
ホームページへの掲載方法
ホームページへのSDGsロゴ掲載は、多くの場合、情報目的とみなされ、国連への申請は不要です。
しかし、ガイドラインに沿った正しい使用方法を遵守することが重要です。
具体的には、特設サイト、サイト内ページ、ページ内コンテンツ、ニュース・お知らせ、PDFなど、様々な方法でSDGsへの取り組みを紹介できます。
特設サイトは、詳細な情報を掲載するのに適しており、サイト内ページはホームページ全体の構成に組み込むことで、アクセスしやすくできます。
ページ内コンテンツは既存ページへの追加として手軽に導入できます。
ニュース・お知らせでは、最新の取り組みを随時発信できます。
PDFは、ダウンロード可能な資料として提供できます。
SDGsロゴのホームページ掲載
各種媒体への掲載方法
ホームページ以外にも、プレスリリース、パンフレット、社内報など、様々な媒体でSDGsロゴを使用できます。
いずれの場合も、資金調達目的や商業用途でない限り、国連への申請は不要です。
ただし、使用目的が曖昧な場合は、念のため国連に確認することをおすすめします。
効果的な活用事例紹介
効果的な活用事例としては、具体的な数値データやビジュアルを用いて、自社のSDGsへの取り組みを明確に示すことが挙げられます。
例えば、「再生可能エネルギーへの転換率○○%達成」「CO2排出量を前年比○○%削減」といった具体的な成果を提示することで、取り組みの信頼性を高めることができます。
また、従業員の活動の様子や、取り組みによって生まれた社会的なインパクトなどを写真や動画で示すことも効果的です。
掲載時の注意点
ロゴの使用にあたっては、常に最新のガイドラインを確認することが重要です。
ガイドラインは変更される可能性があるため、常に最新の情報に基づいて使用しましょう。
また、ロゴの使用方法を誤ると、企業イメージを損なう可能性があるため、十分に注意が必要です。
不確実な点があれば、国連に直接問い合わせるのも一つの方法です。
まとめ
SDGsロゴの使用は、企業のサステナビリティへの取り組みを効果的にアピールする手段となります。
しかし、ロゴの使用にはガイドラインがあり、資金調達目的や商業用途の場合は国連への申請が必要です。
情報目的の場合は申請不要ですが、ガイドラインに沿った正しい使用方法を遵守することが不可欠です。
ホームページへの掲載方法も様々ですが、具体的な取り組み内容を分かりやすく提示し、企業のビジョンを明確に示すことが重要です。
常に最新のガイドラインを確認し、適切な使用方法を心がけることで、SDGsロゴを効果的に活用し、企業イメージの向上に繋げましょう。
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