オンデマンド印刷に”卓上POPプリント”が新登場!

オンデマンド印刷に”卓上POP(三角柱)プリント”が新たに登場しました!

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飲食店のテーブルやホテルのカウンターで目を引くポップ。

ダイレクトに視界に入ってくるので、効果抜群!

新商品のPR・キャンペーンなどの告知、色々な場面でご利用いただけるアイテムと
なっております

小部数が得意なオンデマンド機でプリント。
光沢があり、キズ防止にもなるPP加工も可能です。
スペースにあわせ、大、中、小の3種類の中からお選びいただけます。


組み立ても簡単!

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この機会にぜひご利用ください
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印刷で必要なものはなに? パート4

今回は「水」に関する話です。


オフセット印刷における重要な要素の最後は、『水』です。

刷版のときに少しふれましたが、

1)親油性・親水性という性質を版にもたせること

2)水と油は反発するという原理をいかすこと

 を使うということは、『水』が必要になってきます。

 

ただし、ただ単純に水道水を使うというわけではなく、非画像部が水と親しみやすくなるように化学変化(親水化)させる効果を持たせる必要があります。そのため、水に給湿液(エッチ液)を添加して刷版非画像部を親水化する水を作ります。

他にはアルコールを添加したりしますね。これは水の粘度が上げられるため、少ない水の量で版面上により薄い膜厚で濡らす効果がでます。オペレーターとしては水を絞ることができるので、思わず添加したくなりますね。

 

ではこの『水』=『湿し水』ですが、やはり管理が必要です。

印刷オペレーターの中では水のコントロールの良し悪しでオペレーターの腕がわかると言われる程です。

吸湿液の添加料(水との比率)やペーハー値(PH)は特に重要ですね。

印刷でのペーハー値は弱酸性が良いと言われています。中性はPH.7なので、PH.6ぐらいを狙うように水をつくることが大事ですね!

ところが印刷をしていくと、このPH値が変わっていくんです。

これは印刷の際にインクと水が混ざるので、インキや紙のカス(紙粉)、紙のアルカリ成分が徐々に水に入っていきPH値を変えていくようです。

ですが、ここはオフセット印刷300年の歴史が徐々に改善していきます。

今では、これらの諸問題に対応していくH液などの開発や、水のタンク内を浄化する装置の開発も進み、今では水なし印刷という技法もあります。

 

さあ、印刷はデジタル化が進み、無版印刷や水なし印刷、オンデマンド印刷による可変な

ど様々な革新が進んでいます。次は何でしょう。もしかしてオペレーターとして屈辱的な無人印刷なんてことになるんでしょうか?


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印刷で必要なものはなあに? パート1

印刷でどうしても必要なもの・・・


それは印刷機です!(あたりまえですね) 


印刷屋さんでの印刷機といえば皆さんが思い浮かぶのは、テレビでもよく紹介されるロールになった紙を高速で送り出し、新聞を印刷するような大型の印刷機でしょう。

これは輪転機といわれるもので、毎時10数万部を超えるスピードで印刷していくハイスピードマシンです。

今日の出来事を明日の新聞記事に載せるわけですから、当然求められるのはスピードなので早ければ早いほどOKです。

今日の出来事の記事をギリギリまで待つ、新鮮な情報を皆さんにお伝え出来る。読者の方々のために新聞各社は常にそれを考えているはずです。


輪転機のお話しはここまでにして、印刷屋さんドットコムでは輪転機のような大型の印刷機は使用しておりません。

使用しているのは枚葉印刷機といわれる機械です。書いてある通り、


枚葉紙印刷するための機械です。


ここで疑問が出てきますね。それは枚葉紙とはなんだということです。

枚葉紙とは規格寸法に切りそろえられた用紙のことです。

簡単に言うと、ロールになっている紙ではなく綺麗に四角形に切られた紙のことであり、1枚づつ紙を通して印刷していく印刷方法です。

輪転機より当然スピードは落ちますが、ある程度の枚数であれば枚葉印刷機の方が早く綺麗に印刷することが可能です。


それはなぜか?


印刷するにはセット(準備)が必要で、輪転機よりも断然枚葉機の方が早いからです。

 つまり、印刷枚数によって機械を使い分けるわけですね。


印刷屋さんドットコムでは、この枚葉印刷機がフル回転してお客様からご注文頂いた商品を生産しているわけです。

 

とはいえ最近はITの普及から、デジタルデータをそのまま印刷するという概念が生まれてきました。

家庭でもお持ちのインクジェットプリンターもその一つでしょう。

高速のレーザープリンターは印刷機ほどの綺麗さとスピードはないですが、


『何かに印刷する』


という概念でいえば、印刷機です。

特にデジタルプリントの強みは小部数の印刷なら短納期が実現可能で、しかもデジタルデータから出力するので11枚違った印刷物もプリントが可能だということです。

 

つまり『印刷』という概念を何かに色をつけることで定義したなら、何かに色をつけることを人の手で行わず、何らかの形で機械で行えるならば、それは印刷機と言えるのではないでしょうか。


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