先日、お客様からご入稿頂いた、PDFデータを開いたところ、
『埋め込みフォント「PYOPCM+HiraMinPro-W6」を抽出できません。
一部の文字を正しく表示できない場合や、印刷できない場合があります。』
という警告がでてきました。
あ~、これはフォントが埋め込まれていないなぁ、と思いながらデータをチェックしてみると、
●フォントもすべて埋め込みサブセットになっているし、
●画像も高画質に書き出されている・・・
特に問題がない???
不思議に思いながらデータを見直していると、文章の一部のフォントが穴抜けしているのを発見!!
お客様に連絡し再度データをご入稿頂き、なんとか印刷は無事完了したのですが、
珍しい不具合なので詳しく原因を調べてみると・・
その1.データは、Mac OSXのOffice Wordで制作
その2.PDFデータは『Quartz PDFContext』というMac OSX標準のPDF作成ソフトから書き出されている
その3.消えていたフォントはヒラギノフォント
でした。
Mac OSX標準のQuartz PDFContextは今回のような不具合が多いらしく、
インターネットで検索してみると、全く同じようにヒラギノフォントが消えるという報告もありました!!
Mac OSXでデータを制作されるお客様はPDF書き出しの際、十分にお気を付け下さい!!
今回の事例のように、不具合が起こってしまう場合は、
弊社ホームページでもご紹介させて頂いております、PDF作成フリーソフト
【primoPDF】
【cubePDF】
もお試し下さい。