pdfずれる!印刷がうまくいかない!対策をご紹介します

「パソコンでのデザインは正常なのに、どうして印刷したらずれるのだろう」

 

このようなお悩みを抱えてはいませんか。
何度も何度も印刷をするのは、コストもかかってもったいないですよね。
そこで、今回はPDF印刷がずれた際の対策について原因別にご紹介いたします。
是非、参考にしてみてください。

 

□PDF印刷がずれる原因と対策

印刷がずれる原因として主に4つ挙げることができます。
ここでは、原因別にその対策をご紹介します。
一つひとつの原因を確認してみてください。

 

*用紙とソフトの品番があっていない

用紙とソフトの品番を確認されてから印刷されましたか。
「そんなの一々確認しきれない」
とお考えの方もいらっしゃると思いますが、品番があっていないと余白の寸法が違う等の原因によって印刷がずれることがあります。
品番があっていないことを確認された際には、ソフトで用紙を変更するか用紙を選び直すことで印刷ずれを解決することができます。

 

*プリンタ上の用紙サイズや倍率設定があっていない

そもそもプリンタでの用紙サイズや倍率設定があっていないというケースは考えられないでしょうか。
一度、プリンタを確認してみましょう。
これは使用しているプリンタによって対応の方法が異なってくるので、詳しい対処方法をお伝えすることはできませんが、取扱い説明書を読んでみたりプリンタメーカーに問い合わせたりすることで解決することができます。

 

*動作環境が適切でない

記載されている動作環境をチェックし忘れていませんか。
あまり確認せずにプリンタを使ってしまっているという方は多いと思いますが、実は指定されている動作環境以外の環境下ではソフトは正しく作動しません。
ソフトが正しく作動しない結果、印刷ずれが起こっているという可能性も考えられます。
一度、ソフトの動作環境に、現在使用している環境が含まれているのか確認してみてください。

 

*デザインに余裕がない

用紙めいっぱいの状態を想定したデザインをされていませんか。
プリンタの状態や使用環境の状態、紙の状態によっては印刷ずれを起こすことがあります。
このような問題を回避するには、用紙に余裕をもたせたデザインを制作することをおすすめします。
デザインをできるだけ中央に寄せることでこの印刷ずれを直すことができます。

 

□まとめ

PDF印刷がずれた際の対策についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
この記事を参考にして、
「ちゃんと印刷できない」
というイライラを解決してください。
皆様のお役にたてれば幸いです。

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埋め込みフォントが表示できない!?

先日、お客様からご入稿頂いた、PDFデータを開いたところ、

『埋め込みフォント「PYOPCM+HiraMinPro-W6」を抽出できません。
一部の文字を正しく表示できない場合や、印刷できない場合があります。』

という警告がでてきました。

あ~、これはフォントが埋め込まれていないなぁ、と思いながらデータをチェックしてみると、

●フォントもすべて埋め込みサブセットになっているし、

●画像も高画質に書き出されている・・・

特に問題がない???

不思議に思いながらデータを見直していると、文章の一部のフォントが穴抜けしているのを発見!!

huguai_sample.jpg

お客様に連絡し再度データをご入稿頂き、なんとか印刷は無事完了したのですが、

珍しい不具合なので詳しく原因を調べてみると・・

その1.データは、Mac OSXのOffice Wordで制作

その2.PDFデータは『Quartz PDFContext』というMac OSX標準のPDF作成ソフトから書き出されている

その3.消えていたフォントはヒラギノフォント

でした。

Mac OSX標準のQuartz PDFContextは今回のような不具合が多いらしく、
インターネットで検索してみると、全く同じようにヒラギノフォントが消えるという報告もありました!!

Mac OSXでデータを制作されるお客様はPDF書き出しの際、十分にお気を付け下さい!!

今回の事例のように、不具合が起こってしまう場合は、
弊社ホームページでもご紹介させて頂いております、PDF作成フリーソフト

 【primoPDF】

 【cubePDF】

もお試し下さい。

PDF作成講座 Office系アプリケーションから書き出す方法はこちら

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