そもそも『UV』ってなに? ということですよね。
UV=ultraviolet(ウルトラバイオレット)=紫外線
よく紫外線カットのサングラスをUVカットといわれていますね。あれと一緒です。
そこで改めて、UVランプとは紫外線を放射するランプということです。
印刷にUV(紫外線)が関係あるのかということでいえば、女性でマニキュアをする方がいれば知っているかと思いますが、マニキュアを塗った後、乾燥させるのに機械に手を入れて乾燥させる装置はないですか?(私はマニキュアをしないので、そこは無知ですが・・・)
爪にマニキュアで印刷するということと紙にインキで印刷するというのは、素材(メディア)と着色するものが違うだけで、考え方と原理は一緒です。
ということで印刷のUVランプは用紙に印刷した後に用紙を搬送している最中に、UVランプで紫外線をあてインキを乾燥させているんです。
当然、ランプは熱くなりますし、球切れもします。
ランプを最大出力にしているときは、用紙が焦げるくらいまで、発熱するんですよ・・・
そんなUVランプを蛍光灯と考えるなら、近年は家庭でもLEDランプが普及していますね。
環境に配慮し、長時間・低電力ということから、今では信号など様々な場所で使われています。(この関連では国からの補助金もでてるくらいですから)
となると、当然、印刷もLEDを光源としたランプが開発されます。
印刷屋さんドットコムでは、LED-UVランプ型の印刷機も所持しております。
UV印刷の登場は、インキが乾かないという問題を解消させ納期(スピード)を格段に向上させました。更には、様々な素材にも印刷できるというメリットも生み出しました。
そこで印刷屋さんドットコムでは、特殊な素材への印刷としてPP(ポリプロピレン)が素材であるクリアファイル印刷が最大の特徴となっています。
是非、一度お試し下さい。
さて、UV印刷はUVランプがあれば出来るということではないです。
UV(紫外線)を当てれば乾燥するインキを使うことが絶対条件ですし、機械設備の環境も整える必要があります。また、オペレーターの技量も必要になってきます。
今後も様々な技術が投入される中で、私たちも必死についていき、お客様のためのサービスを提供できるよう頑張ってまいります。