プラスチックストロー廃止の理由とは?廃止に向けた取り組みについてもご紹介します!

近年、地球環境問題が進行している一方で、その問題解決のためにさまざまな施策がとられています。
施策のうちの1つがプラスチックストローの廃止です。
今回は、プラスチックストローの廃止が行われるようになった背景と、具体的な廃止に向けての取り組みの例をご紹介いたします。

□なぜプラスチックストローを廃止するのか?

プラスチックストローが廃止されつつある理由のうち、最も大きなものは海に漂うプラスチックゴミの影響です。

近年、地球環境に関して、地球温暖化や化学物質の問題などが挙げられる中、同じように海に漂うプラスチックも大きな問題とされています。
プラスチックゴミが海に漂っていることで引き起こされる大きな問題は、海洋生物が誤ってそれを食べてしまうことです。
プラスチックゴミをはじめ、ペットボトルやビニール袋など、さまざまなゴミを海洋生物が食べてしまうと、例えば健康面での問題が発生したり、最悪の場合死に至ってしまったりすることもあります。

謝って食べてしまうこと以外にも、プラスチックゴミの硬い破片で海洋生物が傷ついてしまうこともあり、さまざまな悪影響が発生します。

こうした背景から、さまざまなプラスチック製品の廃止、あるいは削減が始まるようになりました。

□プラスチックストロー廃止に向けた取り組み

それでは、具体的にどのような団体がどのように廃止に向けた取り組みを行っているのでしょうか。
以下より有名な例を3点紹介します。

1.IKEAのミュージアムへの展示

みなさんご存知、家具量販店IKEAは、ロンドンで開催されたデザインミュージアムにおいて、プラスチックストローを「Last Straw」として、過去の遺産として展示しました。
これによって、世界中にプラスチックストローを削減、廃止していこうという訴えかけがなされました。

2.バンブーストロー

立命館アジア太平洋大学では、学生の発案によって環境に負荷を与えない竹でできた「バンブーストロー」の開発が行われました。
これは現在大学のキャンパス内で実用されており、販売やカフェでの利用が始まっているそうです。

3.ロリウェア社の食べられるストロー

アメリカのスタートアップ、ロリウェア社では、海藻を用いて作ったストローが開発されました。
こちらはストローとしての機能はしっかりと保ちつつも、人間が食べられるといった画期的な特徴を持っています。

□まとめ

今回は、プラスチックストローの廃止が行われるようになった背景と、具体的な廃止に向けての取り組みの例をご紹介しました。
この記事を読んだことをきっかけに、みなさんも少しずつ環境問題に目を向け、さまざまな取り組みへの関心を持っていただければ幸いです。

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